ロードバイクでロングライドをすると、チョイ乗りではわからないことに気づいちゃったりします。昨年の秋、南房総で一泊ライドをした時に違和感を覚えたのが“Qファクター”です。
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SPDのビンディングシューズを導入してからこっち、48mmという短いスピンドル(ペダル軸)のペダルを使い、自分には狭いQファクターがマッチしているのだと思っていました。でも、2日間愛車とベッタリしているうちに、どうにも窮屈に感じるようになってしまったのです。
そもそもなんで48mm?
小柄で脚が短めの人にはQファクターは狭い方が良いという記事を見つけ、それならば、ということで、一般的な53mmのスピンドルよりも、左右5mmづつ、合計で1cmQファクターが狭くなるペダルをチョイスしてみました。
↓Qファクターの解説はこちら
>>【ディズナ・ロードトリップ48シールドペダル】小柄な日本人には狭いQファクターがベストマッチ? | 凪ロード
当時はそれでしっくりきていたので、SPDペダルからルックKEOタイプに切り替える時も、48mmのペダルを選びました。
ダンシング時の足の置きどころに違和感……
南房総ライド前半では、普段より長めの登り坂を走ることが多かったのですが、立ち漕ぎをするたびに足の踏み下ろし先が妙に狭く感じるようになりました。
ニンゲン一度気になり始めると、違和感はどんどん広がって、登り坂だけでなく、下り坂や平地でもなんとなく違和感を覚えるようになってしまいました。
ペダルをノーマルの53mmに替えたら、まあ漕ぎやすい!
ロードバイクには気持ちよくなるために乗っている吉尾ですから違和感を放って置くわけにもいかず、初めてノーマルタイプのペダルを試してみました。
↑ニューペダルのインプレはまた後日(^^)
なんだかんだで300kmほど走りましたが、極めて快調!懸案の坂道ダンシングも格段に漕ぎやすくなりました。以前よりもしっかりとペダルに体重を乗せられる「気がします」σ(^_^;)もちろん、平地走行の感覚も悪くない。思い切って替えてみて正解でした!
脚は長くなっていないけど、可動域が広がった……のかもしれない
狭いQファクターの具合が良くないということは、前出の過去記事のリクツをあてはめるならば「当時より脚が伸びた」というウレシイ結論にいきつきます。でも残念ながら、ズボンの丈はまったく変わりません(^^)
ではなぜ狭いQファクターを窮屈に感じるようになったのか?その理由を考えてみると3つほど思いあたることがありました。
1.シューズ替えたらカカトが上がった
シマノからボントレガーにビンディングシューズを替えたのですが、ボントレガーのソールはシマノよりも角度がきついのです。つまり、以前よりもつま先立ちでペダルを回すようになったぶん股下が長くなった、のかも。
>>【ビンディングシューズの選び方】履き心地にストレスを感じたら、シューズのブランドを替えるが吉、かも。 | 凪ロード
2.膝が伸びるようになった
吉尾はもともと前屈がニガテ。そういう人はハムストリングとかヒラメ筋とか、脚裏の筋肉が固いのだそうです。それが距離を乗るようになって、多少はほぐれてきたのかもしれません。以前よりも膝の可動域が広がったことで股下が長くなった、のかも。
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3.もともと狭くないのに、勘違いしていた
これがもっとも有力な理由です、実は。脚は長くないけど(短いとは言いたくない^ ^)、股関節の距離は人並みだったとしたら、そりゃあ違和感も感じますよね。チョイ乗りでは気にならなくても、ロングライドだとアンマッチ加減が表面化してしまっただけ、なのかも。本当のところはわかりませんが、乗り込んでいくうちにポジションが変化していくのは良くあることだそうですから、きっとQファクターの違いもそのひとつなのでしょう。
たった5mmの違いでもガラリとフィーリングが変わるロードバイクのフィッティングって、本当に興味深いですね。
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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