『スペシャライズド東京』で親切なスタッフさんにいただいたアドバイス。
「サドルが合わないと思っている方の大半は、セッティングがあっていないことが原因。サドルを買い換える前に、高さや傾きを調整してみるのも大切」
そう言われてみれば、サドルの位置をかなり適当に決めていたワタシ。いろんなサイトを読み漁ったけれど、結局よくわからず「今の自分が乗りやすい(と感じる)」セッティングにしちゃってました。
なので、調整しようにも正しい基準がわからない。通販でロードバイクを買うと、相談できるショップがないから、乗り出してから迷うことが多くなりますねσ(^_^;)こちらも一度プロのアドバイスを受ける必要がありそうです。
というワケで、その足でワイズロード新宿店さんに向かい『バイオレーサー1000』を体験してきました!
◆『バイオレーサー1000』ってなんなのさ?
『スペシャライズド東京』さんから丸の内線で2駅の新宿3丁目に移動。「ワイズロード新宿店」さんまでは地下道が直結しているので非常にスムース。ひとつのビルに、ワイズロードさんのショップが3つも入っている、総本山的ムードが漂うスポットです。
そんなワイズロードさんのオリジナルサービス『バイオレーサー1000』とは…
「適正サイズ」と「乗り出しのサドル高」の算出に特化したフィッティングシステム!独自開発のサイズ換算表により、「骨格」から導き出す、サイズ算出サービス。
<出典元>ワイズロードHP
ロードバイクのサイズ表には、大抵「適応身長」が書いてありますが、ワイズロードさんでは、身長以外のカラダの各部を実測した上で最適なサイズとサドル高を提案してくれます。
サイズ・サドル高以外のポジション値は「参考値」
<出典元>ワイズロードHP
とのことですが、こういう数値の入った表をもらえるので、何もわからないワタシには願ってもないシステムです。
料金は1000円かかりますが、1カ月以内に自転車を購入すれば、車両代からキャッシュバックしてくるれるそう。もし買わなくても、参考サイズ表がちゃんと手元に残るので、おカネを払う価値はあると思いました。
予約も不要。いきなり計測をお願いしてもすぐに担当の方が来てくれます。所要時間もHPの謳い文句に偽りはなく、計測から参考表の出力まで10分でフィニッシュ!もちろん普段着でOKだから、ふらっと立ち寄った際にも体験できちゃう気軽さがステキです。
◆股下を独力で計るのは難しい…
計ってくれるカラダの部分は4箇所です。
1.股下→794ミリ(101%)
2.肩幅→372ミリ(97%)
3.右腕→632ミリ(101%)
4.左腕→635ミリ(101%)
(平均比)
ワタシの各部サイズはほぼ平均値。ただ、個人的には股下の長さが意外でした。今のサドル高を決めるときに、独力で計った数値は760ミリ。『バイオレーサー1000』の結果より、なんと34ミリも短かったんです!
↑股下はこんな専用機器でしっかりと測ってくれます!
器具のバーで「これ以上あげられたら、カカトが浮いちゃいます~」ってレベルまで追い込まれるのですが、この精度はさすがにセルフではムリというもの。やはり、ちゃんとした器具で、ちゃんとわかっている人に測ってもらうことが大切なのですね。
↑この鋼鉄バーが股間を容姿なく攻め立てる!
これでやっと、マイ・ポジションの指標ができました。あとは愛車の『ルイガノCENアルテグラMIX』を調整していくだけです。どんな風に変わるのか、ヒジョーに興味深いです!
◆実は適正サイズだったルイガノCEN\(^o^)/
『バイオレーサー1000』では、最初に希望のブランドとモデルを伝えておけば、計測データをもとに適正なフレームサイズを提案していただけます。
ワタシがお願いしたのは『メリダ・スクルトゥーラ』と『トレック・エモンダ』。『バイオレーサー1000』によると、スクルトゥーラの適正サイズは「50」、エモンダは「52」です。
↑許可をいただいて撮影しています。
最近シルバーのフレームがグッとくる…
一方、スクルトゥーラのメーカー適正身長表では(トレックは記載なし)、ワタシの身長(166.5センチ)ならば「47サイズ」がど真ん中。メーカーさん適正身長とワイズロードさんの「独自開発のサイズ換算」は基準がちょっぴり違うようです。
ワイズロードさんの基準では、ワタシの愛車『ルイガノCEN』も実はジャストサイズ!トップチューブの長さがバイオレーサーでリコメンドされたスクルトゥーラの「50サイズ」とトレック・エモンダの「52サイズ」とほぼ同じなんです。
メーカーさんの適正身長が「170~185センチ」となっていたので、ワタシには大きめなのだと思い込んでいました。ポジションをコンパクトにしようと、ステムを短くしたり、サドルを前に出したり……自分なりにアジャストしたつもりでしたが、全くムダなことをしていたのかもしれませんね(T ^ T)
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◆やっぱり、初めてのロードバイクはショップで買った方が良いと思いました。
通販でしか買ったことがないワタシがいうのもナンですが、ワイズロードさんで接客してもらって、そう感じました。
メリダのカーボンフレームモデルに触らせてもらったり、アルミの実車にもまたがらせてもらったり(もちろんバイオレーサーで示されたサイズの奴ね)。
我ながら、煮え切らないお客だったと思うのだけれど、スタッフさんはとてもクイック。さっと踏み台を持ってきてくれたり、ペダルをぱぱっとつけてくれたり。初心者の扱いも慣れている様子で、とても好感が持てました。
↑立ち見OK?パンク修理の講座もやっていました!
大きなお店なのに、意外とアットホームなワイズロードさん。わが街横須賀にも、ぜひご出店いただきたいですね~
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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