【ロードバイクの肩コリ対策】今よりもラクに走れるかもしれないドロップハンドルの選び方

ロードバイクのポジション

 

ロードバイクに乗るとカラダのあちこちが痛くなったりします。脚・腰・背中の筋肉痛が一般的ですけど、特に初心者の頃は前傾姿勢に慣れていないので、意外なところが痛くなったりもします (二の腕とか)。たいがいの痛みは筋力不足が原因ですから、距離を乗り込んでいくにつれて解消されていくはずです。

でも中には、いつまでたっても痛みや違和感がなくならないことがあります。そんな時は、ロードバイクのポジションを見直してみるとスパッと解決しちゃうかもしれません。今回は身をもって体験した、ハンドルの幅と太さの効果について書いてみたいと思います。

 

その肩コリはハンドル幅が狭すぎるからかもしれません

吉尾はライドのたびに肩コリに悩まされていました。最初はロードバイク特有の前傾姿勢に慣れていないせいだと思っていたのですが、乗れば乗るほど肩コリがひどくなるのです。

ある時、一緒に走ってくれたベテランサイクリストさんから「ハンドル幅が狭すぎるんじゃない?」というアドバイスをいただきました。当時は某フィッティングサービスで推奨された「ハンドル幅370ミリ」に従って、380ミリサイズのハンドルを使っていました。


↑ハンドル幅は狭く、ステムも短く、ハンドルも高いコンパクトなポジションでした

物は試しと手持ちの400ミリサイズに交換してみると、明らかに肩がラクになりました。その効果に気を良くして 「もっと広いハンドルなら、もっと肩がラクになるかも!」と至極短絡的な思考で、400→420→440ミリと広げていったらこれが大正解!


↑380〜440ミリのハンドルコレクション。我ながらアホっぽいなあ。

お手軽すぎる展開ですけど本当の話です。ハンドル幅をガバッと広げたおかげで、今ではすっかり肩コリ知らず。カラダも気持ちもノビノビとライドを楽しんでいます。頑固な肩コリにお悩みなら、幅広ハンドルへの交換をおすすめします。中古のアルミハンドルなら安いのでいろいろ試せますよ。

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個人的にはハンドルのカタチよりもバートップの太さが重要

痛みの解消とは趣きが異なりますが、ハンドルの選び方でさらにラクに速く走れたりもします。ポイントはバートップの太さ。上ハンを握って走るとき、手の握りは大きい方がチカラを入れやすい気がするのです。特にショルダー部をしっかり握って、肘を自然な角度で開いた体勢をつくり、ハンドルを引き寄せるようにしながらペダルを回すと、上ハンでも結構なスピードで進む (ような気がします)。


↑バートップが太い(絞られていない)ハンドルは握りやすい

ライドの距離が延びるほど、バートップポジションの頻度も増えますよね。つまり、ロングライドの平均速度を底上げしてくれるtipsというわけです。あくまでも個人的な感覚なので、誰にでもあてはまることではないのかもしれませんが……。

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