前回に続いて、ビンディングペダルネタをおおくりしちゃいます!
悩みに悩んで決めた、初めてのビンディングペダルはディズナの「ロードトリップ48シールドペダル」。名前を聞いても「どんなペダルだったっけ?」という方がほとんどなのではないでしょうか。
大抵のパーツは、ググれば何かしらレビューが見つかるのですが、このペダルは皆無……そんな超マイナーペダルにも、ちょっとした特徴があるのです。
◆48の意味はスピンドルの長さ
その特徴というのは、クランクアームからペダルの踏面をつないでいる棒=スピンドルが短いコト。シマノのロード用ペダルは、クランク接着面からペダルのセンターまで53ミリあるそうですが、ディズナの48シリーズは、その名のとおり48ミリ。5ミリも短いのです。
ステッカーにあるように、日本人の体型に合わせて企画されたペダルなのだそうです。
欧米人と比べ比較的股関節の幅が狭い傾向にある一般的な日本人ライダーは、ペダリング時の膝の軌道が八の字を描いてしまう場合がある。シューズ位置を可能な限りクランク側に寄せて、足が垂直に上下する理想の軌道に近づけるために、通常のペダルシャフト長の53mmから片側5mmずつ短くし、Qファクターを狭めたペダルが「48mmシリーズ」だ。
<出典元>シクロワイヤード
そして、Qファクターとは
定義
Qファクターは左右のクランクのペダル取付け部の外面間距離(下図のQ寸法)のこと。
ペダル間距離
Qファクターは左右のペダル間の距離を代表的に表している。Qファクターが小さいと、左右のペダル間距離も小さい。 逆に、Qファクターが大きいと、左右のペダル間距離も大きい。長脚の人より、短脚の人のほうがQファクターの影響が大きい。
<出典元>自転車探検!
身長167cm、股下長79.4cmの純日本人体格のワタシとしては、ココロ惹かれちゃうワケです。
◆短足小柄な人にはQファクターが狭い方が良い理由を考えてみた
いろいろなサイトを覗いてみましたが、日本人体型には狭いQファクターがあっている理由をズバリ書いてあるところは見当たりませんでした。ただ、ペダリングがスムースになるという効果は(個人差はあるものの)多くのサイトで触れられているのは確か。
そこで、自分なりにイメージしてみたのが下図。「小柄=大柄な人より脚が短い」とすると、同じQファクターであれば小柄な人の脚はより大きく開いていることになります。必要以上に開いた脚はスムースなペダリングの妨げになるそうです。
↑自転車にまたがって脚を前から見た図
小柄な人のQファクターを狭めてあげれば、脚の開き具合は大柄な人と同等になり、ペダリングも上手くいく……。個人的には、そんな理解をしています。
なんてもっともらしい事を書いちゃいました。が、ぶっちゃけ、愛読しているブログでワタシと同じくらいの身長の方がリコメンドしていた、っていうのが決め手でしたσ(^_^;)
小さい女性男性は絶対に使ってみたほうが良いですよ、コレ
<出典元>Blog di Mattino
◆確かに、漕ぎやすい……気がする?
クリートの位置も定まっていないうちに述べちゃうのもナンですが、確かに足の間隔は狭いので、なんとなく漕ぎやすい気もします。単なるプラシーボ?σ(^_^;)
↑さすがロード用。見た目も悪くない!
狭いQファクターがワタシにあっているかどうか……しばらく乗ってみてないと本当のところはわかりません。でも、Qファクターを広げることは、パーツをちょこっと追加すれば出来るけど、狭めるには大掛かりなパーツ交換が必要で、その分コストもかかります。
↑Qファクターを広げるパーツ
↑ペダル以外でQファクターを狭めるにはクランク交換が必要
というワケで、小柄なおじさんの初ビンディングペダルとしては良い選択だったのではないかと、今のところは満足している次第です。(歯切れワルっ)σ(^_^;)
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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