【ロードバイクのトルク管理:その1】締め付けトルクと最適トルクレンチ選び

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    前回の記事でトルクレンチの導入を宣言したものの、実はなにを選んだら良いのかワカリマセン。工具はキライなほうじゃないので(むしろ大好物!)興味はあったのですが、“トルクレンチ=プロ”的なイメージが強くて「中古のアルミフレームに使っちゃうなんて恐れ多いのではないだろうか?」と、なんとなく腰が引けていたのですσ(^_^;)


    ↑RIDE3000はシートポストもカーボンっす(^^)


    でも、トルク管理が大切なフルカーボンの「メリダ・RIDE3000」には必要不可欠な工具。“大手を振って”トルクレンチについて調べてみました。



    ◆トルクレンチって何種類もあったのね^ ^

    そーなんです。一口にトルクレンチといっても、調べてみると結構な種類があるんですねえ。それぞれ異なる用途に使われるのだけれど、ロードバイクのメンテナンスに良さそうなタイプは、4つほどに絞られました。

    ・ プレセット型



    自転車用のトルクレンチとしては、もっともポピュラーなタイプ。持ち手のダイアルで設定したトルクに達すると、 「カチン」と音で知らせたり、首の部分が折れた感触で伝えてくれる


    ・ プレート型



    ロードバイクのメンテナンスでは、このタイプの簡易型が使われることが多い。直接メモリを読んでトルクを確認します。構造が単純なので安価。


    ・ デジタル型



    プレセット型とプレート式のいいとこ取りしたのがこれ。トルクは液晶画面とボタンで設定し、音と光で知らせてくれる。直感的だから、初心者でも使いやすいと思うけど、お値段もなかなか^ ^


    ・ 空転式(ドライバー型が多い)



    規定のトルクに達すると空回りし始めるしくみ。勢いあまって締めすぎちゃうリスクがない。



    ◆カーボンフレームに関わるトルクは1〜10N・m

    トルクレンチは、設定できるトルクの範囲がモデルごと別々です。1〜12N・mのものもあれば、20〜100N・mなんて機種もあります。ロードバイクにマッチしたものを選ぶために、使われているネジのの規定トルクをまとめました。主に シマノさんのマニュアル から引用しています。

    ●ロードバイクの締付けトルク表

    カーボン
    取付
    トルク値
    (N・m)
    ステム
    クランプ部
    〜6.0
    ステム
    コラム部
    5.0-8.0
    ヘッドキャップ 1.0-2.0
    サドル台座 9.0-10.0
    シートポスト
    クランプ
    〜6.5
    ブレーキ 8.0-10.0
    ブレーキシュー 5.0-7.0
    ケーブル 6.0-8.0
    Fディレイラー
    (バンド式)
    5.0-7.0
    ディレイラー
    ハンガー
    Rディレイラー 8.0-10.0
    シフトケーブル 6.0-7.0
    クランク 35.0-50.0
    クランク
    キャップ
    0.7-1.5
    クランク
    ボルト
    12.0-14.0
    チェーンリング
    ボルト
    12.0-16.0
    カセット
    スプロケット
    30.0-50.0
    BB ★△35.0-50.0
    ペダル 35.0-55.0
    クリート 5.0−6.0
    ※下線はRIDE3000に表示されているトルク値


    結構細かいパーツまで決まっていますね。しかも、1〜55N・mと意外と広範囲。ですが、「カーボンフレームを割りたくない」っていうニーズを満たすだけなら、フレームに直接取り付けるネジ(表の★印)のトルクを管理できればとりあえずはOK。


    ★印の中では、BBの数値が突出していますが、ここは一番補強されているところですし、手締めでもフレームを壊してしまうことはなさそうだと判断しました。


    ↑最低限トルク管理が必要なのは5個所


    となると、カーボンバイクのメンテナンスに必要なトルクは1〜10N・mってことになります。


    ちなみに単位の“N・m”は ニュートン・メートルと読みます。

    1ニュートンメートルは、「ある定点から1メートル隔たった点にその定点に向かって直角方向に1ニュートンの力を加えたときのその定点のまわりの力のモーメント」(計量単位令による)と定義されている。
    (via. ニュートンメートル - Wikipedia)


    ……えーと、物理は諦めちゃったクチなので、難しいことはわかりませんが、自転車のネジを締めるくらいのレベルなら「1N≒ 100g」と理解しておけば良いみたいです(*゚▽゚*)



    ◆締めちゃうリスクを完全排除。空転式に決めました

    いよいよタイプ選びになりますが、これは最後まで悩みました。最初はデジタル型にしようと思っていたのですが、ちょっと大仰すぎるように感じたのと、ネジを締めるたびに音がなるのも、馴染めない気がして…。


    そんな中、気がついたのは、ロードバイクのトルク管理は、パーツによってふた通りに分かれるのではないかということ。ひとつは、脱落防止のために「規定のトルクで締めなければならない」もの。そしてもうひとつは、破損防止のために 「規定のトルク以上で締めてはいけない」もの、です。


    ↑ペダルやクランクは取れたら困りますから規定トルクで締めるべきチーム


    カーボンフレームに接している5ヶ所は、もちろん後者 (ブレーキは微妙)だから、緩んだり外れたりしない限りは、できるだけ弱い力で済ませたい。もちろん「つい規定トルク以上で回しちゃいました」なんてうっかりミスも避けたいワケです。


    つまり、カーボンフレームを割らないようにメンテナンスするためには、規定のトルク以上に「締めることができない」空転式がベストだと考えました。

    ↑やっぱり「かゆいところ」をポリポリしてくれるのはトピーク !


    詳しいレビューは次回の記事でお知らせしますね、乞うご期待(^^)


    吉尾エイチでした。m(_ _)m





    【カーボンとアルミの比較:メンテ編】カーボンフレームご長寿計画を始動セヨ!

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      カーボンバイクの乗り味の良さについては、前回の記事でナガナガと述べさせていただいちゃいましたがm(_ _)m、ここで忘れちゃいけないのが、カーボンフレームの取り扱い方。


      頑丈さがウリの、エントリーグレードのアルミフレームに比べたら、カーボンフレームはなにかとデリケートなモノのようです。今回もヤフオクで買ってしまった以上は、原則、自己責任のセルフメンテナンス。本格的に乗り回す前に、カーボン特有の扱い方を理解しておこうと思います。|緊張|ョ゚Д゚;)ドキドキ



      ◆カーボンフレームの“3つのNG”とは……

      長いお付き合いを望むなら、最低限「相手が嫌がる事をしない」というのが鉄則。これは人間カンケイもモノとの付き合い方も一緒だと思うのです(なんか深いな^ ^)。お約束の 「取り返しのつかないこと」をしでかす前に、カーボンフレームの弱点を調べてみました。


      そもそも、ロードバイクでいうところの “カーボン”というのは、炭素(カーボン)の糸で織った “布”を樹脂(レジン)で固めたモノ。ゆえに、アルミやクロモリといった金属フレームとは異なる特性を持つというワケです。

      いわゆる「カーボン」と呼ばれるものの正体は、「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)」、つまり、カーボン繊維で強化したプラスチックです。カーボン繊維を織物のようにして布状にし、それにエポキシ樹脂などを染み込ませて固めたものです。
      金属材料(アルミやクロモリ)と比べて、

      ・非常に軽い
      ・自由に成形でき、各部の特性を自由にコントロールできる
      ・強度が高い
      ・弾性率が高い。つまり、変形しにくい

      というメリットがあり、航空機などにも使われます。
      (via. 自転車に使われるカーボン製品の取り扱い | Checklist(点検箇所) | 自転車メンテナンス総合サイト 「自転車MENTEX -メンテク-」)



      ↑メリダのメイキング動画。ホントに糸から織られているんですねぇ!(◎_◎;)



      カーボン繊維そのものは、非常に劣化しにくいそうですが、それを固めている樹脂の方は、紫外線や湿気によって徐々に傷んでいくこともあるようです。


      また「軽くて強い」というメリットの裏返しで、「変形できない」という性質にも注意が必要。強い力がかかった時に、アルミやクロモリならば曲がるだけですみますが、カーボンは一気に割れてしまいます。


      ↑フレームを折っちゃうくらいなら、いっそ……(ウソです^ ^)

      エポキシ樹脂は紫外線によって表面が劣化して白く変化します。
      屋外では年10μm程度の速度で劣化することが予想されるため、長期間の性能を確保するためにはポリウレタン塗装やフッ素樹脂による塗装を一番上に塗る必要があります。
      (via. エポキシ樹脂の性質と使用時の注意点)


      樹脂は吸湿すると強度が低下します。吸湿したカーボン製品が低温になると、樹脂内部で水分が凍結し、まれに破損することがあります。
      (via. 自転車に使われるカーボン製品の取り扱い | Checklist(点検箇所) | 自転車メンテナンス総合サイト 「自転車MENTEX -メンテク-」)


      ・塑性変形しない
      出来上がった製品(板、棒など)を曲げることはできません。 (金属のように鈑金加工できない)ということは、“限界ひずみを超えると脆性破壊”します。
      (via. CFRPの基本の基本(特性と設計) )



      つまり、カーボンフレームの取り扱いで避けるべきことは3点。

      1. 紫外線にあてる
      2. 湿気にさらす
      3. 強いチカラをかけない


      ということになります。



      ◆カーボンフレームの弱点をカバーする3つのプラン

      カーボン素材のウィークポイントがわかったところで 対策編。「ご長寿化計画」スタートです!

      1.紫外線対策

      言わずもがな 「屋内保管」が鉄則。高価なカーボンバイクを青空保管しちゃう大胆な方はいらっしゃらないとは思いますが、念のため(^^)


      ただし、最近では技術の進歩で紫外線に強い樹脂が使われるようになり、それほど神経質にならなくても大丈夫という心強い情報も。

      今ではUVカット仕様のレジンが使われている。よって、ほぼ一生涯乗れるそうである。これはうれしいニュースだ。
      (via. カーボンファイバーに関する、あなたが知らない7つの事実 : サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ)



      ↑1日の始まりと終わりに眺めていられるから「寝室保管」グッドです(^^)


      2.湿気対策

      フレームにはカーボンの表面保護のために、すでに塗装がされていますから、それをいかにキープできるかがポイント。塗装が剥がれたところから、湿気が入り込んでしまうようですからね。なので、さらに塗装の表面を保護するガラスコート剤でマメに磨くことに決めました!


      ↑この美しさをいつまでも……


      あと、過度な水洗いも避けた方が良さそうです。フレームの内側は塗装されていないということなので、内部に水が溜まるとそこから劣化が始まってしまうかもしれません。外を走るモノだから、汚れるのは仕方ありませんが、それを落としやすくするためにも、コーティング作業に励みますよ!


      ↑ライドあとの“ルーティーン”がまた増えてしまいましたσ(^_^;)


      3.破損対策

      何よりも安全運転でしょう、やっぱり。カーボンフレームは落車でもしようものなら一発でアウトになっちゃいそうですからね。そしてメンテナンスには、いよいよ「トルク管理」を導入しちゃいます。


      ↑フレームに書いてある数字を頑なに守るのだ


      シートポストなどのネジを締める際、手の感覚だけで作業してカーボンを割ってしまったなんてアクシデントは絶対に避けたい。セルフメンテナンスを決めたからには、ネジにかかるチカラを見える化してくれる「トルクレンチ」はマストアイテムです。


      ↑というワケで“カーボン・メンテナンスセット”が到着\(^o^)/


      とにかく、大切に、大切に、大切に、乗り続けたいと思います!(ホントは飾ったままにしておきたいケド)


      吉尾エイチでした。m(_ _)m





      【祝・メリダRIDE3000デビュー!】ロードバイクをアルミからカーボンに換えたファースト・インプレッション

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        先日、ロードバイクを乗り換えてしまいました!新しいバイクは念願のカーボンフレーム「メリダ・RIDE3000」です。近所にある 『メリダ・エクスペリエンスセンター』でカーボンバイクをレンタルして以来、「次はカーボン!」と心に決めていたのですが、実現するまでに丸1年かかってしまいましたσ(^_^;)

        >>【カーボンロードバイク初試乗】メリダ・スクルトゥーラ5000の安定感に惚れ惚れしちゃったぞ! | 凪ロード


        まだ150kmほどしか乗れていませんが、ヒルクライム的な山あいのコースを50km、三浦半島一周で100kmと、それなりのシチュエーションを体験できました。


        >>【おっさんポタ・房総編】フェリーの非日常感がたまらない!海と山を楽しむ南房総のプチヒルクライム・日帰りツアー | 凪ロード

        >> 【三浦半島サイクルスタンプラリー:実走編】小技ルートとサイクリスト的「すかなごっそ」の使い方


        というわけで、それまで乗っていたアルミフレームの「ルイガノCEN」と比較しながら、カーボンフレームのファーストインプレをまとめておきたいと思います。ロードバイクのフレーム素材で迷っている方に、多少なりとも参考になれば幸いです。



        ◆乗っている人とバイクのスペックまとめ

        さて、インプレといっても、乗り手のポテンシャルや経験で評価は変わってきますし、フレーム以外の要素(ホイールとかタイヤとか)も影響するハズ。今回のインプレの前提条件として、ワタクシ吉尾と新旧バイクのスペックをまとめておきますね。

        ●乗り手のスペック

        年齢:49歳
        身長:167cm
        体重:53kg
        平地巡航速度:27〜28km/h
        登坂速度:斜度7〜8%で10km/h前後(恥ずかしい)
        1日の最長距離:平坦中心で120km


        要は、貧脚ヘタレなおっさんの感想ということになります。悪しからずm(_ _)m


        ●バイクのスペック新旧比較

        モデルメリダ
        RIDE3000
        ルイガノCEN
        コンディション未使用(2016年型)中古(2014年型)
        フレーム
        材質
        カーボンアルミ
        トップ
        チューブ長
        535mm530mm
        コンポ11速(105)10速(ティアグラ)
        ブレーキBR6700 ←移植
        ホイールWH6800 ←移植
        タイヤ IRC
        チューブレス
        ←移植
        サドルフィジーク
        アンタレスVS
        ←移植
        シート
        ポスト
        カーボン アルミ
        ハンドル アルミ
        400mm幅
        アルミ
        380mm幅
        重量 7.9kg 9.1kg



        RIDE3000は完成車で買ったのですが、フレームとコンポ以外はほぼ全てのパーツを移植済み。純粋にフレームのだけの違いに迫れると思います。


        ↑上がアルミのルイガノ、下がカーボンのメリダ。


        うーむ、改めて並べてみるとただの “リアル間違い探し”ですなσ(^_^;)あまりの変わりばえのなさに、家族からは「意味ワカンナイ」とブーイングの嵐……だって赤が好きなんですもの!



        ◆メリダ・RIDE3000に換えて実感した3つのポイント

        いよいよ本題!初めてのカーボンバイクのファーストインプレッションは、ひと言でいう「全部ええわぁ」(^^)。アルミフレームのルイガノとの違いを改めて感じました! (同じだったら泣くけどね)。中でも語ってしまいたいポイントは3つです。

        1. バイクがハネない
        初めてカーボンバイクに試乗した時、次回の購入を決意した最大の理由がコレ。アルミのルイガノに比べて、RIDE3000の路面からのフィードバックはめっさ優しいです。


        ↑この小さいリア三角。細いシートステー、扁平なチェーンステーが振動に効く!(本当)


        特に、大きいギャップを越える時は、リアのフレームが 「うにょん」としなって、突き上げを和らげてくれているのがわかります。振動軽減→乗り心地が良い→ 荒れた路面でもアワアワしない、の3ステップでいつでも心安らかにライドを楽しめちゃうってワケです。


        ↑細かい凸凹にはさらに強い!


        そもそもメリダのRIDE・シリーズは、ヨーロッパの石畳をスムーズに走るため、衝撃吸収性に主眼を置いて開発されたロングライド向きの「エンデュランス・ロード」。荒れた路面に強いのは当たり前っちゃあ当たり前なのですが、RIDE3000には、トレックの 「ドマーネ」やスペシャライズドの 「ルーベ」のような振動を和らげるギミックがありません


        ↑ドマーネにはISPという振動軽減の仕組みが付いています


        正直なところ「体感できるほどではないでしょ」と思っていたので、乗ってびっくり! “看板に偽りなし”です。メリダさん、疑ってしまってごめんなさいm(_ _)m


        「リーズナブル&コンフォート」をテーマにイロイロと手を入れてきたルイガノCENですが、乗り心地の良さは根本的な部分でRIDE3000にはかないませんでした(T ^ T)

        ●ルイガノCENの乗り心地対策はこちら

        >>【最新チューブレスタイヤの乗り心地】静かで安心!ハッピーな気持ちになるタイヤ | 凪ロード

        >>【ディズナ・JフィットアークFZ】ダブルでリラックスできるドロップハンドルなのだ! | 凪ロード

        >>【フィジーク・バーゲル2】アルミバイクの熱いバイブレーションをクールにするぜ! | 凪ロード




        2.登坂と加速がラク
        自転車雑誌のインプレ記事を読んでいると「ギア◯枚分軽くなる」なんてフレーズをしばしば目にしますが、まさにソレを体験しちゃいました。


        顕著に感じられたのはヒルクライム。ルイガノと同じギアでクランクを回すと、ミョーにスカスカする。で、一段下げる (重く)するとググッと進む……おー、これがソレなのね、なんて。


        ↑速くはなりませんが、確実にラクにはなってます(^^)


        平坦でも、気がつくと30km/hオーバーまで加速していて、二度ビックリ。ルイガノのときは、結構頑張らないとたどり着けないスピード域だったのに、RIDE3000だとあっけないくらいカンタンです。


        ↑出足がラクなので、赤信号をおっくうに感じなくなってきました


        これは厳密ににいうと、カーボンフレーム故にというよりは、軽くなったおかげなんだと思います。まあ、RIDE3000に換えたから味わえた感覚ということで、カーボン効果のひとつにカウントしちゃいましょう。


        3. 漕ぎ方が違う?
        一方で、少しだけ違和感を感じるところも……。ワタシは脚力が足りないので、どうしても軽いギアでクルクルまわす乗り方になってしまうのですが、ルイガノでは遅いなりにも、回転をあげればあげただけ進む感覚がありました。


        でも、RIDE3000で同じ乗り方をしていると、以前より“気持ちよく進まない”印象。ペダルにかけたチカラが、十分にタイヤまで伝わらないというか、途中でフレームに吸い取られてしまうように感じるのです。


        ↑BBまわりがカーボンバイクとしては細め?

        さらに言っちゃうと、ラクに加速する反面、スピードが落ちるのも早いような気もします。ホイールとタイヤはルイガノで使っていたものを移していますから、転がり抵抗は変わらないはずなんですけどね。


        どちらにせよ、巡航に入ってからもしっかり漕ぎ続けないと進まないことに戸惑いを感じたことは確か。振動吸収に優れた柔らかいフレームのデメリットと軽くなったぶん“慣性”の働きが鈍くなっているためなのかもしれません。


        試しに、ルイガノの時よりギアを1〜2段重くして漕いでみると、これがなかなか良いフィーリング!踏んだぶんだけ進む感じが戻ってきました。ケイデンスも今までよりゆっくりめになるから、100kmライドの後半もヘバりにくかった気がします。


        「ロングライド用」と謳うだけあって、その走り方にあわせてちゃんと設計されているのでしょうね。あとは脚力がついてスピードが上がってくれば、以前より効率よくライドの距離を伸ばせそう。自分の"伸びしろ"が感じられるフレームです。


        ↑いつもの小田原往復コース (115km)も早く試してみたい!



        ◆個人的には「ビバ・カーボン!」だけど……

        えーと、結局「アバタもエクボ」的な、ただただカーボンを褒めまくるだけのインプレになっちゃいました。昨年のレンタルバイクで味わった「カーボンショック」があまりにも強烈で、以来どうしてもカーボン贔屓になってしまっているのは否めないところです。


        実際、プロの方がアルミとカーボンを乗り比べてみると「たいして変わらない」のだそう……σ(^_^;)確かに、一口にアルミといっても、乗り心地の良いモデルもあれば、カーボンよりずっと軽いものもありますよね。ロードバイクのフレームって、素材の違いだけで優劣をつけられるものではないのだと思います。(ルイガノCENだって"悪い"と思ったことはないですもん)

      • カーボンとアルミ、ロードバイクのフレームとしてどう違うのか? : サイクルガジェット ロードバイクが100倍楽しくなるブログ



      • だけど、この記事を読んでいただいた方のほとんどは、 「カーボンは気になるけれど、大枚はたいて買うほど良いの?どうなの?」なんて思われているのだと思います(ワタシもその一人でしたから^ ^)。なので、誤解を恐れずあえて言います!

        『カーボンでしあわせになろう』



        ↑ステキすぎて目のやり場に困るのだが……あぁ、シアワセ。


        吉尾エイチでした。m(_ _)m





        【三浦半島サイクルスタンプラリー:実走編】小技ルートとサイクリスト的「すかなごっそ」の使い方

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          前回の記事で開催をお知らせした『三浦半島サイクルスタンプラリー』。早速走ってきました!


          ↑全ルートはこんな感じ


          自宅からスタートしてマイルストーン8ヶ所全てを回ると、走行距離は100kmくらいになります。昨年は時間と体力が足りず、3回に分けることで辛うじてクリア。

          >>【秋の三浦半島ポタリング】スタンプラリー秋編がいつの間にか始まっていた件 | 凪ロード


          しかぁし!今年は100kmオーバーのロングライドを何度かこなせているし、乗り心地の良いカーボンバイクもある!ということで、「ワンデーコンプリート」にチャレンジ。時間はかかったけどなんとか達成することができました\(^o^)/


          いつもよりじっくりと走り回ったせいか、何度も通っているはずのホームコースに、新たな発見もありました。便利な道を発見したり、逆に妙なところに迷い込んでしまったり、さらには初めて訪れたお店が想定外に美味しかったり……スタンプラリーの注意ポイントと合わせてお伝えしたいと思います。


          ↑番号はワタシがマイルストーンを回った順番です



          ◆最初の難関「湘南国際村」のマイルストーンは見つけにくいのだ

          8ヶ所のマイルストーンの中で、もっともイケズな場所に設置されているのが「湘南国際村」。三浦半島のヒルクライムコースとしても有名な3km弱の坂道を登りきり、さらにその先の“てっぺん”まで辿り着かなくてはなりません。


          坂はキツイし、マイルストーンは見つからないしで、初めてきた時は相当ナンギしましたよ。これを考えた人はまぎれもない“S”です、きっと。


          ↑イエローラインが葉山側からのアプローチ。セミナーセンターに沿って右折すると、ジグザグスロープが右手に見えるはず……



          ↑マイルストーンまでのスロープを漕いで登っちゃう人も!



          ↑これがマイルストーン。モチーフは「ツツジ」



          ↑頑張って登ると、自分の鼓動さえ止まっているかのような「静謐」にであえる、かもしれない、なんてな(^^)



          ◆鎌倉・由比ヶ浜→小坪(逗子マリーナ)をサクッと回れるバイパス発見!

          この2つのマイルストーンは直線距離にするとめちゃくちゃ近い、のだけれど、高架道路が交差している関係で正攻法で回ると意外と道順がわかりにくいのです。今回走ってみて、徒歩と自転車限定の小道を発見しちゃいました。




          ↑上の地図の赤い四角を拡大した画像がこちら。交番と駐車場の出入口に挟まれたところが小道になっています。自転車は押して通りましょう!


          鎌倉→逗子方面限定の行き方ですが、R134から逗子マリーナに直接アプローチできるので非常に便利。ただし、徒歩の方の通り抜けも多いので、自転車に乗ったまま突っ込むのはキケン。角の手前で自転車を降りて押して通りましょ(^^)もちろん、クルマやバイクは通れません。



          ◆荒崎公園のマイルストーンでは施錠をしっかりと!

          ここのマイルストーンは唯一、自転車から離れたところに設置されているので注意が必要です。駐車場の奥にあるサイクルラックに自転車を止めたら、1〜2分歩かなくてはなりません。


          ↑マイルストーンの場所はここ


          公園内の小径ですから、未舗装で傾斜や階段もあります。自転車を押したり、担いだりできないこともないですが、道幅が狭いので徒歩の方の迷惑になりそうです。


          ↑休日はバーベキューを楽しむ方も多いスポット


          地元ですから「鍵なんていらないよ」といいたいところですが、何が起こるかわからないのが世の中の常、用心をするに越したことはありません。


          ↑自転車から完全に目を離すことになるので、施錠はガッチリと。



          ◆お土産も良いけれど、「すかなごっそ」は食事にもおすすめ!

          「すかなごっそ」とは、地元の農家さんが新鮮な農産物を直販している大型直売所。コンセプトが「地産地消」なので、いわゆる"お土産センター"というよりも生活密着型のマーケットです。何度も前は通るのですが、いつも曜日や時間帯が合わず、今回のライドで初めて入ることができました。




          平日の昼間ということもあって、買い物しているのは地元の方ばかり。こういうところにこそ、本当に安くてうまいものが並んでいたりするんですよねー


          ↑サイクルラック完備!嬉しいぃ


          ワタシのおめあては、昼メシのネタ。イートインコーナーはないけれど、外のベンチでパッと食べられるものはないかしら……で、見つけたのが「葉山牛のコロッケ&メンチ」。これをパン挟んで食べたら美味いに違いない!




          選んだパンは「塩バターブール」これはこれで美味かったけど、なにかを挟んで食べるなら「ソフトフランス」とかの方が良かったかも(^^)


          ↑何の気なしに買ったコロッケだけど、美味すぎてビックリした!



          ↑葉山牛のメンチも、肉が超粗挽きで食べ応えあり。どちらもおすすめ!


          極め付けは「関口牧場のソフトクリーム」。大きさは牧場のショップにはかなわないけれど、味はバッチリ!サイクルラックがあって、地元の美味しい食材からデザートまで食べられる、サイクリスト的にも大満足な「すかなごっそ」はリピ確定です!



          ↑本日のフレーバーは「トマト」。この味はアリなのかナシなのか……考えているうちに完食。やっぱアリだな、うん。

          >>【三浦半島の名物ソフトクリーム】関口牧場のソフトはデカくてウマいのだ! | 凪ロード



          ◆スタンプし忘れはくれぐれも気をつけて!

          スタンプラリーはスマホのGPS機能を使って、マイルストーンごとにスタンプをゲットしていくわけですが、意外とその作業を忘れちゃったりするんですね。画像を撮るのに夢中になっていて、そのまま出発。次のマイルストーンで気がついてUターン……はい、2度ほどやっちゃいました_| ̄|○


          ↑マイルストーンに着いたらスマホサイトには必ずアクセスしよう!


          みなさまも、くれぐれも気をつけて……って、ワタシだけですか。そーですか……


          三浦半島サイクルスタンプラリーサイト


          吉尾エイチでした。m(_ _)m





          【三浦半島サイクルスタンプラリー開催中】冬でもたーのしー!三浦半島ポタリングでオフシーズンを満喫すべし\(^o^)/

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            昨年初めて開催された『三浦半島サイクルスタンプラリー』。今年はやらないのかなぁと思っていたら、実は何気なくスタートいましたσ(^_^;)春夏以外は忘れられがちな三浦半島ですが、サイクリスト的には秋冬こそ狙い目のシーズンだったりします。


            ●三浦半島サイクルスタンプラリーとは……
            1. 三浦半島の8ヶ所に配置された「マイルストーン」と呼ばれるモニュメントを自転車で回り、スマホサイトでスタンプをゲット!
            2. スタンプの数に応じた豪華景品に応募できちゃう。今年の景品はメリダのウエアやリゾートホテルのペア宿泊券ですぞ!


            ↑スタンプをゲットするたびに空欄が埋まって行くのが楽しい(^^)


            開催は来年の3月4日まで。8ヶ所を1日で回る必要はなく、何回かに分けてもOK。回る順番も自由です。

            自転車とスマホさえあれば、自分のペースで楽しめちゃうのが嬉しいですね。また、コース上にはお得なクーポンが使えるショップも!スタンプラリーサイトからワンクリックで探せますので、マイルストーンに着いたらこちらも要チェックです(^^)

          • 三浦半島サイクルスタンプラリー2017






          • ◆秋冬ライドに三浦半島をおすすめする3つの理由

            三浦半島といえば「海」。秋冬よりも春夏に訪れるエリアっていうイメージが強いはず。それは確かに正解なのだけれど、ことサイクリングに関しては、むしろ秋冬の方が走りやすかったりするのです。

            理由その1:シーズンオフだからクルマが少ない
            理由その2:東京よりも暖かく雪も少ない
            理由その3:早い時間からキレイな夜景が見られる


            過去記事でも書いているのですが、一般的なレジャーはオフシーズンだから、認めたくないけど道はガラガラ(T ^ T)。自転車で走りやすいのはもちろん、クルマ輪行で渋滞にハマることもほとんどない(鎌倉・逗子はたまに混んでたりしますケド)。静かにゆったり走るなら、ダンゼン秋冬です。東京ほど寒くないしね。


            ↑冬の三浦半島はしっとり静か。

            >>【三浦半島ポタリング】冬こそ三浦半島をオススメする3つの理由 | 凪ロード



            ◆早咲きの「河津桜」にあわせてみるのもおススメです!

            今回のスタンプラリーの開催は来年の3月まで。となると、早咲きの「河津桜」でお花見ライドしちゃうのも楽しそう。河津桜の開花は毎年2月〜3月。お花見スポットの小松ヶ池公園の周りには桜並木もあるので、自転車に乗りながら一足早い春の訪れを楽しめます。


            ↑くれぐれも脇見運転には注意(^^)

            >>【城ヶ島の海鮮&河津桜・後編】三浦海岸桜まつりは、たぶん一生忘れられないぞ^ ^ | 凪ロード



            ◆「三崎のマグロ」だけじゃない!横須賀のご当地グルメも楽しめる!

            自転車を漕げば腹がへる。手軽なコンビニメシでささっと済ませてしまうのも良いけれど、せっかく三浦半島までお越しいただくのだから、ぜひとも“ならではのグルメ”も試してみていただきたいもの。

            鉄板は三崎漁港や城ヶ島の海鮮ですが、そのほかにも「海軍カレー」や「ネイビーバーガー」といった有名どころのご当地グルメに加えて「ヨコスカチェリーチーズケーキ」も売出し中!。最近では「三浦半島はイタリア半島プロジェクト」なるものものもスタートして、「漕いで楽しい、食べて美味しい三浦半島」ってな具合に盛り上がっています\(^o^)/



            >>【よこすか海軍カレー】すいません、初めて食べてみました^ ^ | 凪ロード

            >>【ヨコスカネイビーバーガー】シンプルな味がジワッときますよ^ ^ | 凪ロード

          • ヨコスカチェリーチーズケーキ | ヨコスカグルメ | 横須賀市観光情報サイト「ここはヨコスカ」

          • 第1弾「三浦半島はイタリア半島」プロジェクト! ー花野家ー | LAUMI(ラウミ) 三浦半島観光サイト




          • ◆電車輪行は階段なしのJR横須賀駅がラクチン!クルマ利用も平日無料の駐車場があるからおトク(^^)

            最後に、三浦半島に輪行していただく際のポイントをいくつか……。電車なら、個人的には「JR鎌倉駅スタート→JR横須賀駅ゴール」がおすすめ。

            鎌倉駅は由比ヶ浜のマイルストーンまで至近ですし、マイルストーンはちょっとした広場に設置されているので、グループの集合場所としても使いやすいはず。公衆トイレもコンビニ(ローソン)も隣接しています。



            そしてゴールの横須賀駅は、なんと階段がひとつもない駅なんですねー。改札からホームまで"真性バリアフリー"ですから、輪行バッグを担いでエレベーターを探しまわる……なんて心配もありません。

            構内に自転車を組み立てる「アッセンブルエリア」が設けられていますので、パッキング作業も気兼ねなくできちゃいます。


            ↑改札からホームまでシームレス!



            ↑JR鎌倉駅とJR横須賀駅を利用して8ヶ所のマイルストーンを回る行程は80kmほど。


            三浦半島にはJR横須賀線のほかに、もうひとつ鉄道があります。私鉄の京浜急行で改札とホームがフラットな駅をあげると、上り線なら「新大津」と「北久里浜」、下り線は「京急大津」くらいになってしまいます。高架駅が多いのと構内に必ず跨線橋があるので、"上下線とも階段レス"という駅は残念ながらありません。


            さて、シーズンオフの秋冬にこそおすすめなのが「クルマ輪行」。春夏の渋滞ぶりに比べたら、秋冬の移動はラクショーです。ライドが終わったらすぐに暖を取れますし、帰りがけに「ちょっと温泉に??」なんて楽しみ方もクルマならでは。さらに、マイルストーンに隣接した駐車場が平日なら無料で利用できたり……と、秋冬の三浦半島はクルマでも「たーのしー!」

          • 交通アクセス | 荒崎公園駐車場
          • ↑横横道路直結の「三浦縦貫道」の終点に近いうえ、マイルストーンが公園内にあります!

          • 横須賀・三崎エリアのおすすめ温泉6選 | 温泉&スパ情報まとめ テルメ




          • ◆おまけ◆サイクルエイドステーションも心強い

            自転車半島宣言をしている三浦半島では、コンビニを中心とした多くのショップが「サイクルエイドステーション」として、サイクリング中のトラブル解決をお手伝い。




            上のステッカーがあるショップでは、空気入れやパンク修理キットがなんと無料で借りられちゃう。愛用のツールをうっかり忘れてしまったときはもちろん、携帯ポンプで入れるには骨が折れる高圧タイヤも、ある程度まで入れたら仕上げはエイドステーションのフロアポンプで、なんていう使い方もラクチン(^^)


            サイクルエイドステーションについてはこちら


            走りやすくて、美味しくて、安心までついてくる……なんてステキなサイクルパラダイス!秋冬の『三浦半島サイクルスタンプラリー』を骨の髄まで楽しみ尽くしちゃおうじゃん!


            吉尾エイチでした。m(_ _)m





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