Prime・RP-38ホイールの7つの良いところ(WH6800と比べて)
前置きがいささか長くなってしまいましたが、いよいよPrime・RP-38のインプレッションに進みます。アルミホイールのシマノ・WH6800と比較した感想です。タイヤは同じものを使い回していますから、純粋にホイール同士の違いを感じることができました。
1.見た目の良さにシビれまくる
WH6800に比べて、リムが15ミリ高くなり、シルバーのブレーキラインも消えて……かなり男前になりました!そもそもが、セミディープ リムのルックスの良さに一目惚れして、そのためだけにホイールを替えたようなものだから、もう、大・満足です。おかげさまで、毎晩寝る前には必ず5分以上、バイクを舐めるように眺め倒す変態おじさんが出来上がりました。ああ、えくすたしぃ。
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↑高すぎず低すぎないミドルハイトリムが絶妙なバランスを醸し出している (と思っている)
>>【セミディープリムホイール】突然気になる10万円未満の”リムちょい高め”なホイール3モデル | 凪ロード
2.乗り心地がさらに良くなってビビる
こぎ出した瞬間に驚いたのは振動吸収性の高さ。吉尾のタイヤはチューブレスですから、もともと乗り心地は良いのですが、そこからさらに細かい振動が根こそぎキャンセルされていました。
↑ほぼ17Cクラスのセミワイドサイズ&チューブレスレディ対応のカーボンリム
リムが1.5ミリ広がったことでエアボリュームがアップしたためなのか、フレーム同様カーボンという素材のアドバンテージなのか、はたまたサピムCX-RAYという優秀スポークが働き者なのか……吉尾の知識と経験では特定できないけれど、同じタイヤとは思えない心地良さ。「カーボンホイール=硬い」と思い込んでいただけに嬉しい誤算です。
3.最高速度も巡航速度は確実にアップ
ディープリムのメリットとして言われているとおり、35kmからの伸びがスムース。貧脚なほどその恩恵を感じられると思います。最高速ほどドラスティックではありませんが、巡航速度も確かに上がっています。
4.惰性の進み具合がハンパない
速度アップ以上に感動したのが、クランクを止めた時の進み具合。誇張ではなく「まだイケちゃうの?」と毎回びっくりしちゃうほど。信号のタイミングに合わせて上手に使えば、体力のロスをかなり抑えられそうです。
あと、ラチェット音がWH6800よりもずいぶんと大きくて。室内では結構気になったのですが、実走では不思議と心地良いのです。ワザと「ジャー」って回してはニヤニヤしています。
5.登坂もたぶんラクになっている、ような
前後で200gも軽くなっているので、登り坂ではかなりラクをさせてもらっているはず。苦しいのは相変わらずだから実感が薄いのだけれど、Stravaの自己ベストが更新されたりしているので、ちょっぴり速くはなっているようです。
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