ステムを限界まで下げたぶん、コラムが思い切り突き出してしまいましたので、DIYでカットしてみました。不器用なりに作業はまあまあ上手くいきましたが、同時にチャレンジしたプレッシャーアンカーの交換で、お約束の“想定外”が勃発しましたので書いておきたいと思います。コラムまわりのメンテナンスのお役に立てば幸いです。
>>【ヘッドカバーを薄型に交換】ステムを限界まで下げるメリットと注意すべき2つのポイント | 凪ロード
切断は一発勝負!シミュレーションは念入りに……
まずはカーボンコラムの余分をカットします。素材に限らず、切断作業はやり直しが効きませんので緊張しますね。
最初の工程は分解です。トップキャップ→プレッシャーアンカーの順に外していきます。それぞれアーレンキーのサイズが違うので要チェックです。
メリダ・RIDE3000のプレッシャーアンカーはクラシックなスリーブ付き。センターボルトを緩めたら、底にある“ウス”を叩いてスリーブから落とします。今回は念のため、ウスの周りにラスペネを吹いて滑りを良くしてから作業しました。
ウスがセンターボルトから外れてしまうと取り出すのにナンギしますので、叩いても外れない程度に締め込んでおきましょう。
フロントフォークを抜いたら、いよいよカットです。フレームにセットしたまま作業する方もいらっしゃるようですが、ノコギリを水平に使うには技術が必要です。さらに切粉の処理まで考えると、ここは手間をかけてでも、フォークを寝かせて垂直カットしたほうが失敗が少ないと思います。
>>カーボンシートポストをカットするときの作業のコツと道具選び | 凪ロード
話が前後してしまいますが、コラムの長さはステムの高さとトップキャップの収まり具合を考えて、スペーサーよりも少し引っ込むぐらいに設定しましょう。
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