7月11日と12日に相次いでE-Mailが届きました。片方はStravaから、もう片方はReliveから。ご存知の方も多いと思いますが、サイクリスト向けトラッキングアプリの2社が連携を解消するというお知らせでした。
StravaとReliveの決裂ポイントはSNS化
どちらもそれなりに言い分があるようですが、要はReliveに追加されたコミュニティ機能がStravaにとって見過ごせないことだったようです。
そういえば、Stravaってガーミンなどのサイコンからログデータを受け取ることはあっても、一度Stravaに格納されたデータを他のアプリに流すことってありませんね。もともとReliveは別格扱いされていたわけで、それだけStravaにとっても魅力的なコンテンツだと認められていたのでしょう。
Relive ‘Panobike スタンプラリー100’
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そのReliveが、ユーザー同士でコミュニケーションできるSNS化したことで、補完関係から競合関係にシフトしてしまったのでしょう。
連携解消の影響は限定的?
マイナーな事情でStrava→Reliveの連携を便利に使っていた吉尾には、とても残念な出来事でしたが、俯瞰してみるとそんなに深刻な事態ではないのかもしれません。実際、ネット界隈では大きな騒動にはなっていないようす。
ガーミンやポラールのサイコンを使っている方なら、Stravaを通さなくてもアプリ経由で直接Reliveと連携できますし、メジャーなトラッキングアプリ「ランタスティック」のユーザーは今までと変わらず連携OK。
困るのは、ガーミンやポラール以外のサイコンユーザーや、スマホでStravaを使っているサイクリストくらい。それにしたって、ライドのたびにReliveを立ち上げれば解決することですから……ね。ただ、GPSアプリはバッテリーを消耗させるので、個人的にはReliveを使う機会が減りそうです。
コメント
Reliveの件はびっくりしましたね。書かれているとおりGarminが連携できたので、あまりダメージはありませんでしたが。
私は老眼で小さい字が読めないという理由でEdge500からEdge530に買い替えました。
多機能すぎて使いこなせてないですが、とてもいいですよ。
かいぞーさん
今回の記事は仮説として書いたところもありましたが、実際のガーミンユーザーさんから同意をいただけたので良かったです。
ガーミンに限らず、機能の多さより表示の見やすさに惹かれてしまうところ、激しく同意いたします。私のスマホも変えるたびに大型化しています。(^^)