【パールイズミ・メガパッドパンツの300kmインプレ】ローラーも実走もお尻は快適!だがしかし……

ロードバイクのウェア

インドアローラーでZWIFTを楽しむようになって、気になり出したのがお尻の痛み。体幹が弱いとか、抜重ができないとか、自分自身の不足は先送りして、まずはウエアに頼ることにしました。

コロナ以降のインドアライドの盛り上がりに合わせて、各社から通気が良い生地に厚いパッドを合わせたローラー専用ウエアが発売されています。でもどうせなら実走にも使いたいので、吉尾はパールイズミ のノーマルタイプをチョイス。ローラーも外ライドも、どちらもおおむね良い感じです。

↑大事なところは隠されているけど、外ライドに使うにはかなりの勇気が必要

↑メガ盛りパッドはベンチレーションタイプと共通

パールイズミ ・コールド シェイド メガ パンツの特徴

吉尾がロードバイクに乗り始めた6年前には既に定番商品となっていたロングセラー。硬いサドルに慣れないビギナー向けとして開発されたようですが、ロングライド志向のサイクリストにも愛用者が多いコンフォートモデルです。

極厚フカフカの尻パッド

一番の特徴は、パールイズミ最厚の「3D-MEGAパッド」が搭載されていること。サドルから抜重ができなくても、パッドのクッション性を高めてしまえば問題ないでしょ!というシンプルな発想です。

① 極厚パッドでお尻が痛くなりにくい
② 優れた伸縮性とフィット感
③ いかなる乗車姿勢にも対応する段階的クッション厚
④ ムレにくく快適、優れた吸汗性
⑤ 生地に加え、ウレタンにも抗菌防臭機能。イヤな臭いと摩擦による炎症を抑える
⑥ ソフトな肌触り、潤滑クリーム不要


↑表面の生地は毛足が長めでソフトな肌あたり

涼しく、日焼けしにくい「コールド シェイド」

レーシングモデル同様、太陽光を反射して衣服内温度の上昇を抑制する高機能素材を採用しています。日焼けや疲労の原因となる紫外線を強力に遮断し、UPF(※)は最高値の50+をマーク。吸汗速乾機能も抜かりなく備わっています。

【UPF値50+】
肌に何も身に付けていない状態と比べ、その50倍の時間まで日差しを浴びないと同様のレベルまで日焼けしないことを示す

締め付け感が少ないラッセルテープの滑り止め

パールイズミのボトムス全般に言えることですが、個人的にはこの裾テープがイチオシ。走行中はもちろん、脱ぎ履きのストレスも軽減される優れモノだと思います。


↑通年レッグカバー愛用者には特におすすめです

ローラー時の尻の痺れは半減

さて、いよいよ本題です。インドアローラーに勤しむようになってから、短い時間でお尻が痛くなるようになりました。体幹力があって、サドルにどっかり座らずに漕げる方には無縁の悩みかもしれませんが、吉尾は20〜30分でジンジン。外ライドでは痛み知らずだったdhbのビブショーツでも、です。

メガパッドパンツは、まさに“メガ盛り”なフカフカパッドのおかげで、限界が1時間くらいまで伸びました。さすがに「何時間でも漕いでいられる」ほどではないけれど、ローラートレーニングが捗ることは間違いなし。

どうせなら外ライドでも使っみたかったので、インドア専用のベンチレーションモデルではなく、あえてノーマルタイプをチョイス。通気性については専用品にかなわないとは思いますが、これまでも外ライド用のビブショーツでローラーを回していたので問題はありません。


↑インドアローラーはとにかく汗をかきまくります

一方で、若干気になるのがパッドの吸湿。厚い分、かなり汗を吸い込みます。といっても不快なほどではありませんよ。ノーマルな厚みのパッドと比べたら、というレベル。なので、今やローラー時のメガパッドパンツ使用率は100%。当初の目的は達成できました。良き買い物!

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