雨予報の日はライドに出かけないようにしてきたので、今までレインウエアって持っていませんでした。でも、先日のお泊りライドでお守りがわりに装備してみたら、見事に降られてしまい、(残念ながら)大活躍してくれましたのでレビューしたいと思います。
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噂のワークマン『R-006 透湿レインスーツ』の実走インプレッション
ワークマンは作業着とか安全靴とか“ガテン系ショップ”の代名詞的存在でしたが、最近ではおしゃれなラインナップを強化して、“高機能アウトドアカジュアルショップ”としてショッピングモールに出店したり、なかなか意欲的な企業さんです。
オリジナルブランドのウエアは、リーズナブルなお値段以上の機能とデザインがローディの間でも注目を集めていて、吉尾の初レインウエア『R-006 』も愛用者は少なくないようす。
防水性はバッチリ!
今回は、本降りの雨の中、50kmを3時間ほど走ってみました。まずは基本機能である防水性について。はい、雨水の浸入は一切ありません。素材の耐水圧は10,000ミリ、大雨レベルに耐えうる防水性なのだそうです。縫目のテーピングもしっかりしているし、フロントファスナーには止水タイプが使われています。
蒸れ具合のコスパは「?」だけど……
『R-006 』の人気の理由のひとつが、お値頃なのに透湿素材を使っていること。つまり、雨は防ぐけど、レインウエアにつきものの“ムレ”を軽減してくれるのです。カラダを動かし続けるロードバイクには必須の機能ですが、湿気がこもらないか?と言われれば、答えは「うーむ」。当日の気温は15〜17℃くらいでしたが、汗はかきましたね、正直なところ。
ただ、「不快で耐えられないほど」でもなかったですよ。ほかのレインウエアと比べたことがないのでアレなんですけど、スペックだけで言えば、ワークマンの透湿度は “5,000 g/m² ・24h”(生地1 m²あたり24時間で5,000グラムの水分を透過)。対して、鉄板のモンベル自転車用レインウエア『サイクルレインジャケット』は44,000g/m²・24h……約9倍。さすがゴアテックスを使っているだけはありますね。
かたや、価格差を比べてみると約5倍(パンツも合わせたら7倍)。透湿性だけで考えたらコストパフォーマンスはモンベルの方が優秀です……だ・け・ど、吉尾の場合、レインウエアはあくまでも “お守り”で、キホン雨の日は走りません。年に一回使うか使わないかのアイテムに、3万円以上のコストをかける度胸はないから、今のところはワークマンでも十分すぎるほどです。
↑両サイドのポケットはベンチレーション兼用のメッシュ使い。結構考えられてますよね(^^)
ストレッチ素材で着心地グッド!サイズはややゆったりかしら?
このレインウエアのもうひとつのウリは、ストレッチ素材を使っていること。肩周りのカッティングの良さと相まって、ライドでも着心地にストレスを感じることはありませんでした。
サイズ感は身頃にゆとりがある感じ。吉尾のスペックは167cm・55kg、パンツのウエストは73〜76cmくらいなので、サイズ表だとMサイズのはずですが、試着してみるとちょっとダブつく感じがしました。
タイトなウエアに慣れているわれわれローディは、ワンサイズ小さめのほうがしっくりくるかもしれません。 吉尾はSサイズで上下ともにピッタリでした。ただ、身頃に合わせるとバイクに乗る際にちょっぴり手首が出てしまいます。このあたりは自転車専用ウエアではないから仕方のないところですね(^^)
↑ローディにとっては袖丈が短めだけど、ベロクロで雨水はしっかりガードしてくれます
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