ドクターストレッチのおかげで脚腰の柔軟性がアップしました。それまでは外モモの筋肉が硬かったり、骨盤の後傾が酷かったりで股関節が外旋。セオリーどおりの「つま先を並行に保つ」ペダリングが苦手だったので、Qファクターをガバッと広げて、つま先を開いて乗っていました。
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下半身が全体的に柔らかくなったせいか、セオリーどおりのペダリングでも股関節がスムースに回るように。片側+15ミリ広げていたQファクターを+4ミリに減らし、さらにノーマルまで戻してみました。その際、選んだペダルがシマノのエントリーモデル「PD-RS500」です。今回はそのひとつ前に試したアルテグラの現行モデル 「PD-R8000」と比較しながらレビューしてみたいと思います。
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疲れた時に効いてくる着脱のしやすさはビンディング初心者にもおすすめ
PD-R8000からPD-RS500に替えるということは、ペダルのグレードを下げるということ。しかも、PD-RS500はデュラエースとかアルテグラなどの“二つ名”を持たないノングレード。アルテグラ→105→ RS500と一気に2ランクダウンとなるわけです。
これには2つの理由がありまして、ひとつはQファクターをノーマルに戻すためです。片側+15ミリ広げたペダル軸をロングスピンドルタイプ(+4ミリ)に切り替えて、11ミリ縮めてみましたが、まだ余力がありそうなので、いっそのことノーマルまで戻してしまえ、と。
あともうひとつは、着脱のバネをユルくしたかったから。最近はシューズをあまり締め込まずに履くので、アルテグラペダルだとバネが強すぎて外しにくいんです。ライドの後半で疲れてくると、かなり億劫に感じてしまいます。ウェルネス志向の吉尾にはレースモデルはオーバースペックなのでしょう。その点、RS500ペダルはビンディング初心者でも使いやすいようにバネの調節範囲が広いのだそうです。
実際、RS500の“最弱”設定はかなりユルめ。シューズをルーズに履いていてもサクサク外れます。一方、タテ方向の動きにはキチンと押さえが効いているので、吉尾の引き足程度ではビクともしません。足首をローリングするような方以外は、ペダリング中に足が離れることはないと思います。
さらに外しやすさを重視するなら、ビンディングをSPDタイプにする手もあります。でも、踏み面の広さからくる安心感とシューズの軽さは捨てられません。当面はこのRS500ペダルのラクチンさを楽しむつもりです。
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