【グラベル&こみちポタ9】南房総の素掘りトンネル!からの→美術館?

グラベル&こみちポタ

フェリーの手軽さと未舗装路を走る楽しさにすっかり味をしめて再び千葉へ。バイクはそのまま運んでくれるし、自走15分+朝ご飯を食べている間に南房総まで着いちゃう東京湾フェリーは本当にラクチンです。皆さまも是非々々ご利用くださいませ。

3つの林道を走りつなぐグラベルライド

前回に続いて今回もフェリー乗場から至近のエリア。長狭街道→もみじロードから林道に入ります。全てが未舗装というわけではありませんが、初心者には満腹感100%のコースでした。

鹿原線
もみじロードからはひたすら登る舗装林道

山あいにある鹿原地区ともみじロードを結ぶ生活道路。距離は短いけれど10%超の傾斜が中心のクライムルートです。途中にある眺望ポイントや鬱蒼とした杉木立が気持ち良い。


↑鹿原とかいて「じっぱら」と読むらしい


↑ひたすらまっすぐに登る


↑集落を見下ろせるビューポイント


↑鹿原神社の狛犬さんはかなりの年代モノ?

保田見線
3つの素掘りトンネルと渓谷気分を味わえる

本日のメインディッシュが「ぼてみ」林道。前回はたどり着けなかった素掘りのトンネルに向かいます。グーグルマップでも確認できる道ですが幅員はクルマ一台分。沢沿いのオフロードにはところどころに水たまりやぬかるみがあって、ちょっと走っただけでバイクは泥まみれになります。グラベルに慣れている方がこぞってフルフェンダーをつける理由がわかりました。


↑滑りやすい急坂を登り切ると……キター!


↑ ライトは大光量タイプがおすすめ


↑2本目の素掘りトンネルは短いので明るい


↑3本目には電柱があって逆に驚き

トンネル内は暗いけど障害物や穴はありませんでした。その前後に比べたらむしろ走りやすく感じたくらい。それにしても、これを人力で掘っていったなんて……苦労のレベルが完全に想像を超えてます。


↑トンネルゾーンを抜けると一転して明るい渓谷沿いの坂道へ

後半はまた登り。しかも片側は奈落の底までシームレス……ちょっとハンドル操作を間違えたらと思うと、股間がプルプルしちゃう高さです。ちょうどオートバイの一団が下ってきたタイミングにかこつけて押し歩きに切り替えました。ペダル を必死に回していると、せっかくの景色も目に入りませんから。時には「前向きな押し歩き」も大切ですね。


↑森の緑と開けた視界に癒される反面……


↑土砂崩れの生々しさにビビる

東奥野線
走りやすい斜度でアドベンチャー感を満喫

さまざまなシチュエーションを体験できる保田見線から竹岡方面へ分岐。最初は少し登るものの概ね下り基調で楽しめたのが東奥野線です。広い幅員と比較的緩やかな勾配でグラベル初心者にも走りやすい道。大きな倒木をくぐり抜ける場所もあって、初心者なりのささやかな冒険心も満たしてくれます。ここは登るより下った方が楽しいです♪


↑短いけどこんなゴキゲンな道もあったり


↑ 保田見線から竹岡方面へ分岐点


↑看板に年季を感じます


↑接続する奥野線はおそらく廃道?

もみじロードは走りやすい

前回今回と林道へのアクセスルートになった「もみじロード」(県道182号線)。適度なアップダウンに緩めのワインディング、そしてキレイな路面と非常に気持ちよく走れる道です。志駒地区には飲用の湧水を汲める休憩所もあります。GW中でも交通量は少なめでしたが、走りやすい道だけに、飛ばしているクルマやバイクが目立ちました。自転車は注意して走りましましょう!


↑地蔵堂の滝(よく見えないけど)


↑蛇口から流れ続ける志駒不動の湧水。吉尾も補給させていただきました


↑紅葉の時期には真っ赤に色づくそうな

ところで、鋸山美術館はご存知?

自転車をそのまま持ち込める東京湾フェリーは便利ですが、運行ダイヤは1時間に一本。スケジュール重視で走っても、港での待ち時間できちゃうことがあります。隣接するお土産センターや食堂を利用するのも良いですが、休日はどこも混んでるんですよね。


↑石切場をイメージした建物

そこでおすすめしたいのが「鋸山美術館」。静かだし、座れるし、眺めも良い!バイクラック完備で館員の方もサイクリストフレンドリー。たまにはこんな締めくくり方もステキなんじゃないかと自画自賛中です。ロケーションは港からわずか1分。乗船案内が聞こえてから向かっても間に合います。


↑竹製のバイクラックがオシャレ


↑ラウンジからは鋸山を一望


↑なんと館内は投稿OK!先進的!


↑併設された資料館では鋸山の歴史が学べます。ライドの疲れに畳の感触が染みる……

吉尾エイチでした。m(_ _)m

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