長い間迷っていたフロントライトを購入しました。1000ルーメンの大光量モデルです。ナイトライドをしない吉尾にはオーバースペックのようにも感じますが、それまでのライトが200ルーメンでしたので、どうせ替えるなら800ルーメン以上のモデルにしてみよう、と。
>>【自転車ライトの明るさ考察】友達がいない人のための、必要条件にたどり着くリクツと仮説 | 凪ロード
選んだのは新興中華ブランドの 「ガシロン・V9S-1000」。最後の最後まで「キャットアイ・VOLT800」と迷ったけれど、吉尾にはガシロン がベターチョイスだったと思います。
2段式?の配光は路面が見やすい
まずは「V9S-1000」のお気に入りポイントをいくつか。最大光量1000ルーメンのライトですから明るいのは当たり前なのですが、配光パターンも意外と良いのです。下の画像では、なんとなく8の字型に見えますよね。手前と先の方、どちらも照らしてくれるから安心感があります。
「V9S-1000」には、上記4段階の光量切替のほかに2つの点滅モードがあります。呼吸をするように光がゆっくり増減する「ブレスモード」と最大光量で激しく点滅する「ストロボモード」。吉尾はブレスモードを愛用しています。完全に消灯するのではなく、50〜100ルーメンで繰り返されるメロウな瞬きは、夏のホタルを連想させます。ストロボモードは自己主張が強すぎるので、遭難した時以外は使わない方が得策です。
【V9S-1000のランタイム】
1000ルーメン : 2時間35分
400ルーメン: 6時間50分
200ルーメン : 9時間
100ルーメン : 19時間
Flash (50-100ルーメン) : 33時間30分
Strobe (1000ルーメン) : 3時間30分
トンネルインの見えにくさを手元で解決してくれる有線リモコンがステキ
吉尾の場合、加齢が一番響いているパーツは「眼」。動体視力の低下はもちろん、若い頃に比べたら夜目もずいぶん効かなくなってきました。ライドではアイウェアをかけているから、トンネル内はなおさら見にくい。
しかも、三浦半島のトンネルは道幅が狭いから、どうしても路肩寄りを走ることになります。車道の端はゴミだのなんだの障害物が吹き溜まっているデンジャラスゾーンですから、ライトの光量をあげたいのだけれど、ブラケットの先に下向きにつけていると手が届きににくい……と、いった具合で、トンネルはいつもドキドキしながら走っていました。
ガシロンのリモコンなら、トンネルに入るときに手元でカチカチッと光量を切替えられるのでバランスをくずす心配もありません。そのうえ1000ルーメンの大光量。サングラス越しでも路面がくっきり見えるので、トンネル走行のストレスがなくなりました。実は、ガシロンのライトを選んだ最大の理由が、このリモコンの便利さを想像したからなんです。
リモコンが付属しているのは1000ルーメン以上のモデルに限られます。が、接続は全モデルOK。なので、別売品を後付けしちゃうのもアリです。便利ですよ〜
コメント