【三浦半島グラベル&こみちポタ5】武山・砲台山エリア

三浦半島ポタリング

吉尾が住む三浦半島の地形は、真ん中にある低山帯から一気に海へと落ち込む斜面が特徴。まとまった平地といえば、そのほとんどが埋立地です。広い河川敷もなければ、平いらかな草原やいい感じの森もありません。畑はあるけどその農道もたいがいは舗装済……グラベルバイクビギナーでも走れそうな未舗装路といえば、急斜面に配されたハイキングコースの一部に残るのみです。


↑業務車両の乗り入れを想定してハイキングコースといえども舗装率は高め

三浦半島の主だった山といえば、北から南へ鷹取山・大楠山・武山・三浦富士・岩堂山があります。今回のターゲットは武山エリア。半島屈指の激坂にチャレンジしてみました。

武山
激坂に歯が立たず、いつかリベンジ!

武山の頂上には「龍塚山持経寺武山不動院」という寺院があります。三浦半島霊場の一番札所で、御本尊はもちろん不動明王。横須賀市の公式HPによると……

文禄3年(1594)、奈良東大寺の僧、万立が関東行脚の途中、この地に立ち寄り、武山のふもとの南武にあった持経院という草庵を仮住まいとし、三尺九寸(117cm)の不動尊を彫刻したのが始まりと伝えられています。
天和3年(1683)に修験僧讃誉見随が武山山頂に堂を建立し、不動尊を移して今の山寺号を授けたといわれています。漁師や廻船の船頭たちは、武山を漁場の位置や港の方向を知る目印にしていました。このため、豊漁や海上の安全に霊験あらたかな不動尊として厚い信仰が寄せられ、別名「波切不動」とも呼ばれています。

観光スポット「武山不動」
武山の山頂にあります。毎年1月28日の初不動は大勢の参拝客で賑わいます。

半島在住50年の吉尾は、子供の頃に家族で何度かハイキングしているはずなのですが……お不動さんの記憶がないんですよねぇ。お父さんお母さんごめんなさいm(_ _)m


↑境内には本堂のほか、稲荷神社と鐘楼があります

というわけで気持ちだけはフレッシュに、この武山不動へ続く激坂に向かいます。幹線道路から参道の入口に着くまでに、早くも10%超えの短い坂道をまあまあ登らされるわけですが、本番はさらにすごかったです!地元の方やハイカー、オートバイにクルマとそこそこ往来がある道なので、激坂だからといって走りに集中しすぎないよう注意です。


↑参道口。いきなり滑り止め付きの路面がお出迎え

序盤の斜度は10〜20%超。そこをクリアしたまでは良かったのですが、一度平坦で油断させてからのハイライトで撃沈されました。押し歩きでも結構辛い最大斜度30%超の坂道は、愛車のスーパーロウ(ギヤ比0.88)を持ってしても吉尾の脚力では歯が立たず。


↑この坂の途中で折れました……画像には映っていませんが、カーブの先に最大斜度ゾーンが待ち受けています

斜度はキツくても距離自体は1.3kmと短いのが武山の参道。ガーッと一気に登ってしまうローディさんも少なくない中、足付きどころか登りきれない現実を突きつけられるとさすがに凹みます。でもここは「新たな目標ができた」とポジティブに捉えていきたいと思います!


↑爽やかな竹林と赤い幟が見えたらゴール!


↑頂上の展望台からは東京湾と相模湾どちらも見渡せます


↑実は鐘をつくことができます!良い音色でした

キングピンが初稼働?

激坂ヒルクライムは惨敗でしたが、ちょっぴり良いこともありました。それは、トップストーンカーボンについているキングピンサスペションの恩恵を初めて感じられたこと。満身の力で踏み込むと、引き足のタイミングでビョンとリアがのびあがる。「地面から押してもらえる」感じ。まてよ。そのアシストがあってなお敗れ去る自分のヘタレ度合いって……うーむ。


↑サスは面白いけど、結局はエンジンをどうにかしないと!

キングピンサスペションのセッティングは、フレームサイズから想定した体重に合わせて最適化されているそう。吉尾は体重もパワーも不足していて、これまで稼働してくれなかったのかもしれませんね。_| ̄|○


↑+3kgの装備のおかげかも

砲台山
三浦半島唯一?1km以上の未舗装路

武山からハイキングコースでつながるお隣の山です。といっても階段だらけのシングルトラックなので、MTBを担いでいく猛者さん以外は登って来た参道を再び下り(速度注意!)、ふもとを回り込んでから登り直します。


↑名前のとおり、頂上には高射砲台の跡地がありました

砲台山はかつて大塚山と呼ばれていた204mの低山。昭和初期に海軍の高射砲が置かれてから、砲台山の呼び名が定着したそうです。今は摺鉢状の砲台跡の横に海上保安庁の受信所があります。


↑ 路面はゴツゴツした岩主体

ハイキングコースは、もともと砲台の建設に使われた道なのでしょう。三浦半島の山道にしては珍しく斜面に沿って折り返していく葛折りのダブルトラック。斜度もおおむね1桁台に収まるレベルだから比較的走りやすいです。さすがに土のダートまでは望めませんが、何より1km以上舗装されていない道って、三浦半島ではここだけじゃないかしら?


↑頂上手前の展望台からは伊豆大島が!デカくないっスか?

そう言った意味では貴重なルートですから、「自転車締め出し」なんてことにならないよう走り方には十分気をつけたいもの。武山同様こちらも基本はハイキングコース。鉄道駅からのアクセスが良いため、オフシーズンでもハイカーさんは少なくありません。下りのブラインドコーナーなんかは特に注意です!


↑クルマは滅多に通りませんので、自転車乗りには加害者になりうる自覚が不可欠

吉尾の場合、脚力的な事情もあって、まあ、ジワジワと登っていくしかないわけですが、その分、周囲の様子がよくわかります。至る所ですぐ横の藪がガサガサ動くんですよね。思った以上に人間以外の生き物たちが生活している山みたい。今まで見かけたのは、猫、狸、台湾リスですが、イノシシ出現のウワサも……。自らの安全を確保するためにも、のんびりゆっくり楽しみたいと思います。


↑撮らせてくれたのはこのコだけ_| ̄|○

吉尾エイチでした。m(_ _)m

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