「ひゃ、ひゃくよんじゅうまんえん?」Twitterから飛んだトレックのwebサイト。グラベルバイク「チェックポイント」の価格を二度見してしまいした。
グラベルの人気が高まる中、フルモデルチェンジを果たしたCheckpoint SLR・SL・ALRが登場。
プログレッシブジオメトリーの採用により、グラベルの下りや高速域での安定性と操作性が向上。
プロジェクトワンでのカスタムオーダーも可能となった。
Checkpointはこちら→https://t.co/zZzMynGW0I pic.twitter.com/LYX9klBHg1— トレックジャパン (@TREKJapan) September 30, 2021
今までのグラベルバイクといえば、カーボンフレームの完成車なら30〜50万円台が中心で、価格を跳ね上げる電動コンポ搭載車は数えるくらい。ハイエンドからエントリーまでガッツリ固められたロードバイクのラインナップに比べると、「ま、こんなもんじゃない?グラベルなら」というメーカーの”ほどほど感”が漂っていました。
でも、この秋リリースされた新型には「グラベルレーサー」を名乗るハイスペックなモデルが目立ちます。電動コンポを採用し、価格も当然に高価。吉尾の財力では現実味のないグレードですが、”怖いもの見たさ”で各社のグラベルバイクの高額モデルを調べてみました。
グラベルバイク完成車の最高金額ブランドはトレック様
それではいきなりのランキング・トップ10!選考のポイントは以下のとおりです。
①国内webサイトで確認できる
②グラベルバイクの完成車
③オールロードは除く
④各ブランドの最高金額で比較
⑤異論は全面的に認めます
(人気のチャプター2とかファクターは対象外にしちゃいましたし)
グラベルバイクに限ったことではありませんが、スポーツ自転車の善し悪しを価格だけで比較するのはなかなか難しい。フレームセットはそもそもパーツが全て揃っていないし、同じフレームの完成車同士でも組み合わせるコンポやホイールでプライスにかなりの差が出てしまうからです。でも今回は、敢えてのスクラッチ。
なので、異論は全面的受け入れます。自分なりには網羅したつもりですが、全てのグラベルバイクをキャッチできているとも言い切れませんし、ね。そのあたりは皆さまの大人力で優しくスルーしていただければ幸いです。
第1位:142万円
トレック/チェックポイント・SLR9
唯一のグラベルモデル「チェックポイント」がフルモデルチェンジ!従来モデルとの価格差だけを見れば度胆を抜かれる跳ね上がり方ですが、実はマドンとかドマーネとか、他のモデルと同じグレード展開になっただけだったりします。
トレックのグラベルバイク「チェックポイント」がフルモデルチェンジ|サイクルスポーツがお届けするスポーツ自転車総合情報サイト https://t.co/zWiLfby3UA @サイクルスポーツ.jpより
— 吉尾エイチ (@eichi_yoshio) December 5, 2021
とはいえ、ロードバイクの150万円は「まあ、アリだな」と思えるけど、グラベルバイクの140万円は「マジか?」と思ってしまうマインドセットが自分でも不思議。グラベル=傷がつくと思うからかしら?
クルマで言えば、1,400万円のレンジローバーでガチな未舗装路に躊躇なく突っ込めちゃうような本当のお金持ちがターゲットなんでしょう。とにかく、価格面では文句なしのキングオブキング・モデル。山吹色のカラーもステキです!
第2位:110万円
3T/エクスプローロ・LTD
イタリアの個性派「3T」の代理店は「サイクルベースあさひ」さん。庶民の味方のお店だけど、実はオーバー100万円のグラベルバイクを買えちゃったりします。LTDではないけれど、試乗車が用意されている店もあるようですよ!コンポはミリオン・グラベルバイクの標準装備、スラムのトップグレード「RED」。
本日の3T展示会にて、話題の新型スラム・レッドeタップアクセス搭載の完成車、エクスプローロLTDが公開されました。2×12Sとなると、オールロードのコンセプトがより強調されますね! pic.twitter.com/5mnEp7gemh
— サイクルスポーツ【公式】@1月号は11/20発売 (@cyspo) February 7, 2019
第3位:99万円
デローザ/グラベルカーボンディスク
「グラベルはやらないのかな?」と思っていたデローザもきっちりリリースしてきました。しかも3モデル一気に!です。スチールの「コルム(64万円)」とチタンの「ヘラ(121万円!)」はフレームセット限定なので残念ながら選外。唯一完成車がある「グラベルカーボンディスク」は、機械式コンポ(カンパニョーロ・エカル)ながらトップ3に食い込むデローザらしい値付け。
デローザに2022新型グラベル登場! チタンのヘラやエントリーの838も追加|DEROSA | BiCYCLE CLUB https://t.co/XKsHWt4s5o@nichinaoshokai pic.twitter.com/6BOtQhUYqB
— バイシクルクラブ (@bicycleclubfunq) December 2, 2021
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