【グラベルバイクのスペック比較】税込40万円以下のカーボンフレームおすすめ15モデル

グラベルバイク

 
昨年から気になり始めたグラベルバイク。新しいカテゴリーでスタンダードをもぎ取ろうと動いているためか、各社が個性的なモデルをこれでもかとリリースしていてます。成熟したロードバイク界隈に慣れた目で眺めると、ある意味“カオス”とも言える状況にワクワク感がとまりません。

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その一方で、「マイ・ベストバイク」を決めようと本気で選び始めると、自由すぎる選択肢にかえって戸惑うところもあります。ロードバイクの場合は「舗装路を速く走る」というテーマでひとくくりにできるけど、グラベルバイクはモデルごとに想定しているシチュエーションが違うので、全てを同じ土俵で比べにくい。そこで今回は各社のラインナップを自分なりに整理してみました。吉尾同様、グラベルバイクは気になるけれど、選び方が今ひとつピンとこない……そんな方の参考になれば嬉しいです。


↑MTBでちょっぴり体験しただけでもオフロードの楽しさにハマりそうでした!
 

グラベルバイクの3つのカテゴリー

グラベルバイクを直訳すると、「グラベル=砂利道」用の自転車です。しかし、砂利道を走るのか、砂利道も走るのかで、バイクの仕様が結構変わります。あと、ロードバイクやシクロクロスのようにレースのレギュレーションがないから、ブランドのメッセージをフルに反映したモデルがゾロゾロ。まさに「型にハマらない」フリーダムなところが魅力です。

そんなグラベルバイクたちをわざわざカテゴライズすること自体がナンセンスな気もするのですが、人間、選択するときは何か基準的なものを求めてしまいますから……ね。今回はジオメトリーとコンポ、そして最大タイヤ幅などの特徴的なスペックを元に、独断と偏見で3つのグループに分けてみました。
 
①オールロード
舗装路が中心だけど、突然ダートが現れてもイケちゃいます!というモデル。タイヤクリアランスを拡張して、一般的なロードバイクより太めのタイヤを履けるところがポイント。従来のエンデュランスロードとグラベルバイクの中間に位置するので、コンポや積載用のダボ穴はロード並み。

②グラベルレーサー
有名な「ダーティーカンザ」などのグラベルレースで勝つことを想定したモデル。ただ、スペック上の定義はあまり基準らしいものがないので、謳い文句に「レース」という単語が含まれているモデルをセレクトしました。

>>世界中でも最も有名なグラベルレース ダーティーカンザ 埃と汗の12時間半の戦い – ダーティーカンザ参戦レポートby竹下佳映 | cyclowired
↑嘔吐が想定内って、どんだけ過酷なの?

③アドベンチャー
もっともグラベルバイクらしいグループ。安定性重視のジオメトリーに太いタイヤ、荷物をたくさん積むためのダボ穴が共通項です。通勤からバイクパッキングまで、なんにでも使える汎用性もステキ。

各カテゴリーともに、ディスクブレーキ・カーボンフレーム・税込40万円以下の完成車、という条件でピックアップしています。カーボンは単なる個人の好み。金額は予算50万円でもう1組ホイールセットを買う余力を残しておきたいから。せっかくグラベルバイクを買うなら、オンオフでタイヤとホイールを使い分けたいと目論んでいます。

コメント

  1. Dai より:

    こんにちは。
    私は記事にある、GIANT REVOLT ADVANCED2の2019-2020年モデルに乗っています。

     一言でかなりいいですよ!700x38cのグラベルキングSSでオンロード、オフロード走ってます!
     フレームもファストグラベルを意識してますので、ロードに負けない硬さの味付けです。
     下ハンを握って前傾すれば35kmくらいの巡航は可能ですし、ブラケットを握って速度とかは気にせずのんびりするのも楽しさのひとつです。
     オフロードだけじゃなく近所をぶらぶらするだけでも楽しいので、グラベルロード はおすすめです!

    • 吉尾エイチ より:

      Daiさん

      初めまして!管理人の吉尾です。
      GIANT REVOLT ADVANCED2の情報ありがとうございます。自分で調べた範疇ではなかなか掴みづらかったので、オーナーさんからの生のインプレは非常に助かります。
      クールなルックスどおりレーサー系の味付けなのですね!ますます興味が湧いてきます。よろしければグラベルバイクの楽しみ方なども教えていただけるとありがたいですm(_ _)m

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