【グラベルバイクのスペック比較】税込40万円以下のカーボンフレームおすすめ15モデル

グラベルバイク

 

ガノー・ゼネラル グラベル パフォーマンス

カナダのスポーツバイクブランド「ガノー」。今ひとつ目立たない存在ですが、グラベルバイクはカーボンとアルミの2モデルをラインナップしています。パフォーマンスグレードはカーボンフレームですが、ほぼ10kgのヘビー級。かなりガッチリつくってあるのかもしれません。


 

GT・グレード カーボン エキスパート

グラベルバイクの草分け的モデル。インプレを見ると、とにかく乗り心地が良いみたいです。内装ケーブルがスタンダード化する中、あえてのフルアウター。ハンドルまわりなど専用パーツを一切使わないなど、セルフメンテ派には嬉しい仕様です。DIYの国アメリカらしいこだわり?

 

スペシャライズド・ディバージスポーツカーボン

本当はグラベルレーサーなのかもしれませんが、サイトに「レース」という言葉が出てこなかったので、アドベンチャーグループに入れました。スポーツカーボンはエントリーグレードながら、スペシャライズドのお家芸「フューチャーショック」搭載。


 

コナ・リブレCR

カナダのノースショア発のバイクブランド。MTBやシクロクロスの分野で有名なのだそうです。自転車をただの移動の道具として見るだけでなく、ライフスタイルをよりよくするための手段として、コストパフォーマンスの良いプロダクトを提案。

 

リドレー・カンゾ アドベンチャー

カンゾ4兄弟の三男は、名前の通りグラベルバイクらしいスペック。カンゾスピード以上のタイヤクリアランスと積載量で、未舗装路メインの楽しみ方を想定。カラーがステキです。


 

メリダ・サイレックス+ 6000

幅広タイヤの650Bホイールとフロントシングル仕様がアイコンの「+」シリーズ。ちょっぴりファニーな造形のフレームは、見るからに乗りやすそう。


 

キャニオン・グレイル CFSL8Di2

言わずと知れたドイツの通販専門ブランド。グラベルバイクはカーボンで2ラインを用意。SLグレードはエントリークラスですが、なんと予算内で唯一GRXの電動シフトがついてくるコスパ最強モデル。一方で、2階建てハンドルやフレームのシルエットで好みが分かれそう。ジオメトリーも読みにくいので、まずは試乗してみたい!


↑動画はトップグレードのSLXです

●スペック比較表
(サイズはリーチで揃えています)

カテゴリーエンデュランスオールロードグラベルレーサーアドベンチャー
ブランドメリダメリダサーヴェロリドレージャイアントキャノンデールトレックサーヴェロヴィータスガノーGTスペシャライズドコナリドレーメリダキャニオン
モデルライド3000 (2016)スクルトゥーラ エンデュランス 4000カレドニアカンゾ スピードリボルト アドバンスド2トップストーン カーボン5チェックポイント SL5アスペロサブスタンス CRX-1ゼネラル グラベル パフォーマンスグレード カーボン エキスパートディバージ スポーツカーボンリブレCRカンゾ アドベンチャーサイレックス+ 6000グレイル CFSL8Di2
サイズ504954XSSSM5248S490485250S44XS
ジオメトリーリーチ376376378375375377379379370378378374378375379404
スタック555565555542558549549530557547546577575557548595
ヘッドチューブ長160161136100135131107107140125119104137140160N/A
ヘッドチューブ角度7272727170.571.271.671.57171.170.570.570.571.57170.3
シートチューブ角度74.57473.574.573.573.1747473.572.574.573.874747474
チェーンステー長410418415420425415425420435425445425440435430415
ホイールベース長N/AN/A9959991020101010051000102110131027102610421020N/A988
コンポグレード105R7000R7000GRX600GRX600GRX600GRX600APEXForceGRX600GRX600GRX600GRX600GRX600ForceGRXDi2
フロントギア50-34T50-34T52-36T46-30T48-32T46-30T46-30T40T40T46-30T46-30TN/A46-30T40T38T48-31T
リアギア11-32T11-34T11-34T11-34T11-34T11-34T11-34T11-42T11-34T11-34T11-34TN/A11-34T11-42T11-42T11-34T
スペックホイール(デフォルト)700C700C700C700C700C700C700C700C650B700C700C700C650B700C650B700C
最大タイヤ幅28C35C34C38C45C48C45C49C47CN/A42C2.147C50C2.242C
フェンダーマウント
ダボ穴数
振動吸収ギミック
ブレーキリムディスク
重量(㎏)8.48.58.79.39.5N/A9.7N/A9.19.99.9N/AN/A9.68.98.9
価格(税込・万円)31.838.038.530.835.135.139.627.5※29.732.833.033.237.439.540.2※

※消費税は6%で計算
 

試乗でロードバイクとの違いを確かめなければ!

ジオメトリーやスペックを眺めると、オールロード→グラベルレーサー→アドベンチャーの順で、ロードバイクから離れていきます。ベッドチューブやシートチューブは地面に向かって倒れていき、チェーンステーやホイールベースは長くなり、タイヤクリアランスもダボ穴も数字が大きくなります。

解説本を見ると、安定性重視のジオメトリーということなのですが、1°や10ミリの違いを実走でどれだけ体感できるのか想像もつきません。あと、気になるのはその重量。ロードバイクより1〜2kgは重くなるので、走力不足の乗り手にはアンマッチなのでは……良くも悪くも 「?」マーク満載のグラベルバイク。というわけで次のステップはできる限りの試乗。眺めているだけではわかりませんから、とにかく乗ってみて、自分との相性を確かめてみたいですね。

ちなみに15台の中で吉尾が気に入ったのは、トップストーン、アスペロ、チェックポイント、サブスタンス、グレードの5台。キャノンデールのトップストーンはデザインもギミックもめちゃくちゃ好みなんですが、BB・クランク・リアホイールがキャノンデール特有の規格だそうで、先々のカスタマイズを考えると悩ましいところ。

サーヴェロ・アスペロは軽量でまんまロードバイクなのにタイヤ幅はガッツリあるし、ダボ穴も充分装備されてます。ただ、ジオメトリーがかなりレーシーなので、自分の体幹が耐えられるのか不安。チェックポイントはトレックらしからぬお得感があるし、サブスタンスはスラムのコンポを試せるチャンス。グレードはその乗り心地とセルフメンテへの配慮に安心感を覚えます。

でも今は、世界的に自転車の在庫が不足しているタイミング。焦らずじっくり検討しながら、しばらくは妄想という至福の時に身を委ねたいと思います。
 
吉尾エイチでした。m(_ _)m
 

コメント

  1. Dai より:

    こんにちは。
    私は記事にある、GIANT REVOLT ADVANCED2の2019-2020年モデルに乗っています。

     一言でかなりいいですよ!700x38cのグラベルキングSSでオンロード、オフロード走ってます!
     フレームもファストグラベルを意識してますので、ロードに負けない硬さの味付けです。
     下ハンを握って前傾すれば35kmくらいの巡航は可能ですし、ブラケットを握って速度とかは気にせずのんびりするのも楽しさのひとつです。
     オフロードだけじゃなく近所をぶらぶらするだけでも楽しいので、グラベルロード はおすすめです!

    • 吉尾エイチ より:

      Daiさん

      初めまして!管理人の吉尾です。
      GIANT REVOLT ADVANCED2の情報ありがとうございます。自分で調べた範疇ではなかなか掴みづらかったので、オーナーさんからの生のインプレは非常に助かります。
      クールなルックスどおりレーサー系の味付けなのですね!ますます興味が湧いてきます。よろしければグラベルバイクの楽しみ方なども教えていただけるとありがたいですm(_ _)m

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