どこで見かけたのか失念してしまったのだけれど、こんな記事がありました。曰く……
初めてチューブレスタイヤを使ってみたが、ある峠道を下った際、60km/hを超えたあたりからホイールがガクガクと暴れ出し事故りそうになった。原因はチューブレスタイヤに注入したシーラントが偏って固着したことによるホイールバランスの乱れに違いない。だからチューブレスタイヤは二度と使わない。
吉尾はかれこれ4年ほどチューブレス&チューブレスレディタイヤを愛用してきましたが、そんなトラブルは未経験。言われてみれば、クルマやオートバイのタイヤ交換にはホイールバランス調整がつきものです。意外と盲点だったなあ、ということで、これを機に調べてみました。
ホイールバランスが乱れるとどうなるのか?
ホイールバランスとはタイヤの回転が均一になるために必要な質量のバランスのこと。タイヤもホイールも一見すると真円形に見えますが、実際はサイズや重さに目視できないわずかなズレが生じているため、重心が偏っていることがあります。
記事にもあったように、ホイールバランスが狂っていると高速域でタイヤに縦揺れが発生しやすくなり、事故のリスクも高まるそうなんです。
オートバイでは調整しないこともあるらしい
クルマのタイヤ交換をした際にはホイールについているオモリの位置が毎回変わっていましたが、二輪のオートバイはというと、それほどナーバスではない様子。100km以下の速度域や250ccまでの軽量クラスならあまり気にしなくても良い、という記事を見つけました。
ロードバイクとオートバイでは決定的に重さが違うので同じ基準にあてはめることはできませんが、いくつかのサイトを調べた限りでは、ロードバイクの場合はおおむね40〜50km/hを超えてくるとホイールバランスの偏りが顕在化するみたい……だから吉尾は経験したことがないのね。少し凹むけど納得!
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