一泊ライドにぴったりな『R250防水サドルバッグ・ラージサイズ』で200km走ったインプレッション

最近なにかと話題のバイクパッキング。フル装備まではなんだけど、大容量のサドルバッグが気になるサイクリストさんは少なくないはず。先日の南房総一泊ライドに「R250の防水サドルバッグ」を使ってみたら、思った以上に良い感じだったのでレビューしたいと思います。

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ところで「R250」ってなんなのさ?

念のため、ブランドの解説を少々。ちなみに読み方は“アールニーゴーマル”、大手の自転車ショップ「ワールドサイクル」さんのオリジナルブランドです。

サドルバッグのほかツールケースや輪行バッグなど、サイクリストの痒いところをポリポリしてくれるユニークなモノづくりが特徴的、だと吉尾は感じています。

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「R250防水サドルバッグ・ラージサイズ(9L)」のお気に入りポイント5

まずは、良いところからお伝えしましょう!というより、「良いところしかない」と言っちゃいたいくらい気に入ってしまいました。

1.完全防水仕様が心強い

商品名にもありますが、一番のセールスポイントが“防水”であること。生地は防水仕様でも縫目から浸水してしまうものもありますが、このモデルは防水生地を溶着しているので縫目自体がない、と思ったら、ちょっぴりはある。でも「これでもか」というくらいカバーしてくれています。


↑縫目が集中する前側は黒い裏打ちでガード

実際に、本降りの雨の中を3時間・50kmほど走るハメになっても、中身は1ミリも濡れませんでした!すべてがむき出しのロードバイクで絶対に濡れない “聖域”を持っていることがちょっぴり楽しくなってしまい、「雨のライドも悪くないかも」なんて考え始めている自分がコワイです。

もちろん、防水インナーバッグを使うタイプのサドルバッグでも中身は濡れませんが、外側のシェルに染み込んだ雨水はいかんともしがたいもの。溶着タイプなら、素材自体に耐水性があるからサッと拭くだけ。濡れたあとの処理がラクチンなんです。

2.コスパがグッド!

同じ溶着製法の防水サドルバッグといえば、アピデュラやオルトリーブがあまりにもメジャー。吉尾も非常に心惹かれたものですが、ポンと買うには、かなり勇気のいるプライスです。

↑9Lで足りなくなったら買っちゃうかも!

その点、R250なら税抜きで1万円ジャスト!2大メジャーブランドに比べて2割ほど容量が小さかったり(11Lに対して9L)、メジャーブランドのサドルバッグには付いている“エア抜きバルブ”がR250にはなかったりと、容量と機能の違いを差し引いても、相当リーズナブルな価格設定になっていると思います。

3.ペダリングを邪魔しない

大型サドルバッグのデメリットとしてよく取り上げられているのが、“ペダリングすると腿にあたる”ことと、“ダンシングすると左右に揺れて走りにくい”ことではないでしょうか?

R250のサドルバッグをくっつけて2日間・200kmを走った感想としては、「腿には触れるのだが、不思議と気にならない」です。カラダへのフィードバックには神経質な方なのですが、サドルバッグに関してはノープロブレム。自分でも首をかしげているくらいです。きっと極限まで絞ったスリムなシェイプが、ペダリングのストレスを軽減してくれているのでしょう。


↑シートポストからのはみ出しがほとんどないくらい絞られたカタチ

さらに、“ダンシング”についてはビフォーアフターで全く違いがわからないほど。中に2kgの荷物を入れて走っていたのに……。後ろというよりは上に延びるフォルムのおかげで重心がブレにくいのかしら?もっとも、ワタシ程度の“立ち漕ぎ”では、単純にバイクが倒れないだけなのかもしれませんσ(^_^;)


↑取付け角度が深めなので上下に長く見えます

4.一泊ライドにちょうど良いサイズ

サドルバッグを選んでいる時には、「なんで10Lじゃないんだ?9Lってハンパ過ぎないか?」と訝しんだ容量も、使ってみたらストンと胸落ち。吉尾にとっては、入れたい荷物がほどよく収まる絶妙なサイズ感でした。

一泊の荷物には十分なスペースを保ちつつ、ライドの邪魔にならないベストなバランスが9Lという半端サイズだったのではないかと、スーパーポジティブに理解しています。

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あと、これはR250に限ったことではないのですが、上面のバンジーコードがめっさ便利!季節の変わり目のライドでは、着たり脱いだりを繰り返すウインドブレーカーとか、途中のコンビニで買った晩御飯とか、バッグに収納したくなかったり、収納できない大きさのものでもパッと括りつけられる手軽さが良いです。


↑便利ですが、やり過ぎると佇まいがロードバイクからどんどん離れていくので注意

5.渋めのグレーが意外とステキ

購入時に最も悩んだのがこのカラーなんです、実は。吉尾の愛車“RIDE3000”は赤をベースに白と黒を差した、ある意味トリコロールカラー。各色の配分も個人的には絶妙だと思っているから、これ以上別の色が入ってくるのはカンベンして欲しかったのです。サドルバッグをつけるなら黒がいいな、と。

でも、完全防水の機能に背中を押されて買ってみたら、実物は商品画像よりもダークな灰色。シルバーというよりガンメタに近いカラーが、意外とステキにマッチしちゃうではないですか。いたく気に入ってしまいました!(本人が気に入ったので異論はお控えくださいませm(_ _)m)


↑よくよく見たら、ブレーキだとかリムだとか、すでにシルバーも混ざってましたね……

「R250防水サドルバッグ・ラージサイズ(9L)」の気になるポイント5

致命的なデメリットは正直見当たらないのですが、念のため「使用上の注意点」的なものをいくつかあげてみたいと思います。

1.ベロクロが鋭すぎるかも

シートポストに巻きつけるベロクロが超強力。その分ツメが深くて鋭いので、レーパンやジャージにうっかり触れてしまうと、はがす際に繊維を傷めてしまいます。取付けの際にはちょっぴり注意が必要です。


↑鋭いかわりに、絶対にズレない安心感があります。

2.テールランプの移設が必要かも

バッグ後部にテールランプをつけるためのスリットがあるのだけれど、中身の量によってはつけられなくなることがあります。


↑中身が少ないとスリットが巻き込まれてしまいます

吉尾は割り切って、テールランプをシートステーに付け替えてしまいました。この状態で雨も夜もトンネルも走りましたが、後続車からはちゃんと視認されているようでした。サドルバッグをつけないときでも、このままで良さそうです。

3.ストラップの重ね方を間違えるとショックを受けることになるかも

これは自分のミス。取付けストラップの順番を商品画像と逆にしてしまったら、ストラップの根元を傷めてしまいました。取付けの際は、画像をしっかり確認しましょう!
(取説は欲しかったかな…)

4.シートポストの突出しが短いと取付けられないことがあるかも

大型のサドルバッグはどれも同じ制約があるのですが、R250は上に伸びるカタチを採用しているぶん、足が突き出しが短いと取付けできないようなんです。

ブランド シートポストの突き出し(cm)
R250
防水サドルバッグ
ラージ
15
トピーク
バックローダー
10L
12
フェアウェザー
シートバッグ
9
アピドュラ
ドライ・コンパクト
8
オルトリーブ
シートパックM
6

吉尾の場合は、RIDE3000なリア三角が小さいという特殊なフレーム形状のおかげでなんとか取付けることができました。足が長いわけではないのが残念でなりません_| ̄|○

5.シートチューブをカバーした方が良いかも

ややムリクリ取付けたせいか、シートチューブを傷つけてしまいました。


↑がーん

バッグ全てがシートポストの突き出し部分に収まっていればよかったのでしょうが、荷重が集中する一番底の部分がシートチューブに触れたまま、四六時中揺れ続けるわけですから、擦りキズがつくのは当然か……事前に保護テープを貼っておくべきでした。


↑ひょっとすると雨水と一緒に巻き込んだゴミが悪さをしたのかもしれません

バッグを外した直後はズドンと落ち込んだものの、今はだいぶ立ち直り、キズも想い出のうち、と自分に言い聞かせています(T ^ T)

2018年のベスト・バイ!かもしれない

とまあ、取り扱いにはちょっぴり気になるところもあるけれど、それが霞んでしまうほどのありあまるバリューが魅力の「R250の防水サドルバッグ」。吉尾的には、2018年のベスト・バイ最有力候補です!一泊ライドの収納を検討しているならば、一考の価値アリですよ。

吉尾エイチでした。m(_ _)m