足を“泳がせない”滑り止め付きソックス
前置きがずいぶんと長くなってしまいました……。ここで話を戻しますと、要するに今回は、賞味期限が切れつつある合皮のシューズを、少しでも長く快適に履き続けるためのTipsです。そして、自分なりにいろいろと試してみた結果、もっとも効果を感じた方法は 「滑り止め付きソックス」でした。
>>【R×L (アールエル)のソックス・インプレ】素肌感覚でスベらない、ソックス専門メーカーの本気度全開のモノづくり | 凪ロード
足の甲の痛みは、靴の中で足が前後に動かないようにBOAを締め付けることが原因。ならば、締め付けなくても動かないようにできれば問題を解決できるはずです。足裏にシリコンの滑り止めが施されたソックスはまさに期待どおりの働き。BOAを緩めても足が泳がないので、快適にペダリングを続けられます。
でも、滑り止めが付いていれば、どんなソックスでも良いかというとそうでもないんですね。ソックスが薄手であることに加えて、滑り止めのパターンにもノウハウが隠されているようす。
試しに普通の厚さのソックスに滑り止め加工剤でDIYしてみたところ、足裏が妙にモチャモチャして快適とはほど遠いシロモノになってしまいました。ここは素直に「薄手×滑り止め」仕様の市販品を買ってしまった方が幸せになれます。
ソックス以外でうまくかもしれないTips
今回いろいろ試したワザの中で、完璧ではないけれどある程度効果が期待できるものを参考までにご紹介しておきますね。
【効果◯】甲のベロにスポンジ
使い始めは良いのだけれど、時間が経つとヘタってきます。そうなると、やっぱり足が泳がないように甲を締め込んでしまうので、30kmくらいまでのショートライドなら効果アリ。
【効果△】BOAワイヤーの位置をフックで調節
リンタマンのシューズを真似して、シューズのベロに小さなフックを縫いつけてみました。ワイヤーが当たる位置を下に移動。改善の兆しはあるものの、痛くなる場所が移動しただけという感じもあります。
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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