だけどR×Lのラインナップは、そのブランド名どおり左右で履く足が決まっているものしかありません。確かに安価とはいえないプライスですが、ここまでやり切っているのはスゴいと思います。
立体具合がハンパない
R×Lって、普通のソックスのように縦にペタンとたためません。
カカトがしっかり造形されているうえ、足の厚みに合わせて (親指側は厚く小指側は薄く)マチを取っている……つまり足のカタチ通りに編み立てられているワケ。だから上下を平たくするしか畳めないんです。こんなソックスは今まで見たことがありません。
ロードバイクに合わせるならどっち?薄手と厚手、2つの素材を履き比べ
今回購入したのは、夏に良さそうなショートタイプ。シャリ感のある薄手とモフッとした厚手の素材違いを比べてみます。どちらもランニング用に作られたモデルのようです。
【TRR-19R】蒸れず滑らず。真夏のショートライドにぴったり
まずは薄手というより極薄なタイプから。不安になるくらい薄いのだけど、その分足にはぴったりフィットします。履いた直後は足首の締めつけがキツい印象でしたが、バイクを漕ぎはじめると違和感は消えていきます。
あと、素材に綿を使っていないから汗の排出がバツグンで明らかに蒸れません。素材の薄さと相まって、まさに素肌感覚。ソックスを履いているという微妙なストレスもありません。
さらに足裏の滑り止めが秀逸。シューズの中で足がしっかりホールドされるため、母指球からソールへパワーがダイレクトに伝わる感じ。個人的には、ロングライドを考えるともう少しクッション性が欲しいところですが、真夏のショートライドやヒルクライムなどには手放せ、いや足放せなくなりそう。
【TRR-10G】クッション性が心地良い!レギュラー丈を秋冬に履きたい
TRR-19Rとは対照的にふっくらとした素材感。吸水・速乾性に優れたアクリル繊維「ドラロン®︎」を使っているので、クッション性がありながら、サラリとした履きごごちが好印象です。
とはいえ、真夏はさすがに蒸れるので秋冬春のスリーシーズン用に、ショート丈ではなくレギュラー丈のモデルを選びたいところ。ペダリングとの相性は良いと思います。
R×Lはロードバイク用のラインナップも充実
お値段だけで買ったわりには、どちらも素敵なフィーリング。次回は是非、ロードバイク用のモデルを試してみたいと思います。
【550 R】滑り止め付きの高耐久仕様
【Bプロテクション】シューレースのあたりを軽減
【TBK-300R】薄手滑り止め付きの森本選手愛用モデル
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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