【夏用スポーツマスク2種のインプレ】ナルーマスク・N1Sとパンダーニ・ウォーターマスクは炎天下ライドに耐えられる?


ピークは過ぎたとはいえ、残暑厳しい9月。気象庁によれば、今年は例年以上に高気温が続く予報ですから、ライドの際の熱中症にはまだまだ注意が必要です。

一方で、新しい生活様式として定着したマスクの着用は、熱中症のリスクを高める可能性があるので悩ましいところ。というわけで今回は、夏用スポーツマスクを使い心地を実際に比較しながら、暑さ対策と飛沫拡大防止のバランスを考えてみたいと思います。

>>【夏用マスクまとめ12種+ナルーマスクF1S新発売!】ロードバイクの新しい生活様式と熱中症リスクのバランスを考える | 凪ロード

どんなマスクでも飛沫拡大防止の効果はあるらしい

最近はすっかり常識化しましたが、マスクの効用についてダメ押し的な記事を見かけました。計算速度世界一を誇るスーパーコンピューター「富岳」を使って、飛沫を抑えるマスクの効果を予測したところ、不織布マスクやポリエステル製、綿製の布マスクはいずれも効果的なことがわかったそうです。


↑ニット素材のナルーマスク(上)は布製、パンダーニはポリエステル製マスクに分類される?

せきを1回した時に、それぞれのマスクが飛沫をどの程度抑えるかをシミュレーションすると、不織布マスクは他の2種類に比べてマスクを通り抜ける飛沫の粒子の数が少なく、頬や鼻の隙間から漏れる粒子が多く、綿製はマスクを通り抜ける粒子の数が最も多い。

ただし、飛沫の体積をみると、不織布とポリエステルは8割ほど、綿でも7割ほどの飛沫がマスク内や顔に付着していたのだとか。つまり、どんなマスクでも着用していれば7~8割の飛沫拡散を抑えられるということになります。感染防止の観点からは、ライドにおいてもマスクをしたほうが良い、と言えるでしょう。

スポーツマスク2種のインプレッション

マスクの必要性が整理できたところで、スポーツ用マスクの使い心地を実際に検証してみましょう。サンプルはニット素材の「ナルーマスク・N1S」とポリエステル素材のマスクタイプ「パンダーニ・ウォーターマスク」。

比較したポイントは①着用感・②涼しさ・③呼吸のしやすさ・④給水機能の4点です。比較表には参考までに一般的な不織布マスクをライドで使った体感も載せています。

マスク 着用感 涼しさ 呼吸のしやすさ 給水機能
ナルーマスク
N1S
パンダーニ
ウォーターマスク
不織布マスク × ×

3つのマスク使い比べて実感したことは、スポーツ用は一般的なマスクよりもかなり呼吸がしやすいです。感じ方には個人差があるかもしれませんが、ライドに使うならやはりスポーツタイプのマスクがおすすめ。

ナルーマスク・N1S


もともとは花粉や日焼けを防ぐためのスポーツマスクですが、N1Sの一番のメリットはストレスのない着用感だと思います。イヤーストラップがないので耳が痛むことがありませんし、顔の大きさや凹凸で「マスクがどうもしっくりこない」なんてことも少ないはず。さらに、UVカット素材を使っているため見た目より涼しく感じるところもポイントです。


↑口の形が分かるほどぴったりフィット