今年の春に購入したグラベルバイクにあわせて、ペダルをSPDタイプに戻してみました!ロードバイクでも一時期使っていましたが、SPD-SLタイプの踏みやすさを気に入ってしまったのですぐに切り替えてしまったのです。
ですが、未舗装路を走ったり歩きまわったりするには、滑りやすいSPD-SLタイプのクリートは不向き。そこでSPD系ペダルの中でも踏みやすそうな「クランクブラザーズ(以下クラブラ)・キャンディ1」を選んでみました。
キャンディ1を選んだ5つの理由
まとめると、価格も含めたトータルバランスが吉尾のニーズにマッチしているように感じたから、です。
①ロードペダルっぽい
グラベルバイクに乗り換えたといっても、吉尾のホームである三浦半島はほとんどの道がオンロード。なので、SPD系ペダルの中でもMTBに最適化されたモデルではなく、ロードペダルのように「踏面が広い」「軽量」「スピンドルが短い」という属性で絞り込みました。
②着・脱どちらもしやすそう
クラブラ・ペダルのお家芸に4面キャッチ構造があります。一般的なSPDペダルは多くて両面ですから、理屈ではステップインのしやすさはさらに2倍!ということになりますね。
グラベルバイク初心者にとって、ペダルは外しやすさも大切なポイント。オフロードでの転倒はオンロード以上に危ないから……。その点、クラブラには足首を10°ひねれば外れる「イージーリリースクリート」が用意されているので、ひとまず安心だと考えました。
③膝に優しそう
クラブラ・クリートのフロート角度は6°。数値的には控えめですが、シューズがグニグニ良く動くから「膝への負担が少ない」と評価している方が目立ちます。
④シマノより歩きやすいというウワサ
皆さまのインプレを見ていくと、クラブラはクリートがシマノより薄いのだとか。つまり、クリートが靴底から突き出ないので、地面にカツカツ当たらず歩きやすいようです。
⑤リーズナブル
クランクブラザーズのキャンディシリーズには5つのバリエーションがあります。1・2・3、そしてなぜか7と11。ロリポップのようなデザインは共通ですが、それぞれボディやスピンドルの素材が違います。
キャンディ1はシリーズ中唯一の樹脂ボディを採用し、リーズナブル×軽量というロードバイク界隈では相反する要素をうまく両立しています。頑丈さは上位モデルに敵わないのかもしれませんが、オンロードメインの吉尾はタフネスよりも軽量優先。安くて軽いとは嬉しい限りです。
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