キャンディ1で300km走った感想は「良き!」
実際使ってみた感じもほぼ想像どおり!まあ、ロードバイクにつけている方も少なくないモデルですから、舗装路メインの吉尾とは相性が良いです。グラベルバイクのファーストペダルとしてもおすすめです。
踏み面に違和感がない
SPDペダルとしては広めのプラットフォームとボディの軽さで、クランクを回している時のフィーリングはロードペダルと同等レベル。正直、もっと違和感があると思い込んでいたので、良い意味で裏切られました。
ステップインにはちょっぴりコツが必要
一方で、ちょっと戸惑ってしまったのがペダルのキャッチ。先を潜り込ませるようにハメるSPD-SLのやり方ではうまくいきませんでした。
キャンディ1は、真上から踏みつぶすように力をかけるとサクッとハマります。パチンという強い感じではないけどクリック感はあるから、ステップインした瞬間が足裏にちゃんと伝わってきます。
突き出ないけどクリートはやっぱり擦れる
吉尾のシューズ「ジロ・プライベーターレース」はサイドブロックのボリュームがあるので、クリートが突き出ているようには見えません。ですが、歩けばガリガリと音がするので、巷で言われているような「薄いクリートの効果」は実感できませんでした。
歩けばゴツゴツ普通に当たるし、クリート素材の真鍮は柔らかい金属なので、ギズもつきやすい。だからクラブラのペダルを使わないのか?といえば、もちろんそんなことはないのですが、期待していただけにちょっぴり残念です。
シューシールドはマジでおすすめのオプション
クリートキットには樹脂製のスペーサーが同梱されています。シューズのソールが減っていない時はこれを使ってステップインの具合を調整するのですが、柔らかい素材なのでキャッチが食い込み、シューズがペダルに固定されたようになってしまうんです。
そこで試してみたのが、シューシールドというオプション。薄い金属製のプレートなんですが、こんなちっぽけなパーツひとつで、ペダルまわりのフィーリングが劇的に良くなってしまうとは!全くの想定外でした。
ステップイン
キャッチがあたる面が硬くなるから、軽く踏み込んだだけでペダルがはまる
ステップアウト
滑りが良くなって素早く外せるから、安全性がアップする
フロート
いきなりグニグニと滑らかに動き出すから、かなりびっくりするが、ペダリングが乱れても膝に優しい感じがする
靴底をキャッチから守るだけでなく、ペダルにクラブラらしさを最大限発揮させるための「最適化パーツ」。どうせなら、最初から同梱しておいて欲しいくらいです。これは、おすすめ!
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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