3月1日からスタートした “ひつじのショーンが案内する横浜横須賀めぐりサイクルスタンプラリー”(横横スタンプラリー)。まずは港町・ヨコハマのスタンプポイントをめぐってきましたよ。
横浜エリアのスタンプポイントは8ヶ所ですが、今回は残念ながら7ヶ所で時間切れとなってしまいました。クルマでは何度もきていて、都内に比べたら格段に走りやすいという印象の横浜。でも初めて自転車で移動してみると、ずいぶん勝手が違いました。そのあたりのポイントも含めて、土地鑑のない方向けにご案内できればと思います。
横浜のルートは山・川・鉄道をチェック
平坦な埋立地のイメージがある横浜ですが、自転車で走ってみると、意外と変化に富んだ地形であることがわかります。
道路が階段で行き止まっていたりする
そんな道は、谷戸が多い横須賀だけだと思っていました。横浜も平地から丘陵地帯の細道に入り込んでいくと、普通に存在しているのは想定外でした。
走ってみると川が多かったりする
幅は細いものの、川は川。向こう岸に渡るためには橋まで行かなくてはなりません。吉尾は、いい加減なルートを組んでいたので、地味にタイムロスしちゃいました。
鉄道には跨線橋がついてくる
クルマも電車も交通量が多いから、線路を横切る道路には跨線橋が整備されていることが多いです。普段走っている三浦半島にはほとんどないものなので、目の前に現れる急坂にビビります。
【出典】グーグルマップ
↑イングリッシュガーデンそばの跨線橋。ちなみに左の側道は行き止まりでした
横浜の幹線道路は “クルマ・ファースト”(当たり前だけど)
クルマの交通量が三浦半島とは比べものにならないくらい多いから、道路もその通行をマヒさせないための設計になっているのだと思います。田舎道に慣れきった身としては“車歩分離”の進み具合に戸惑うところもありました。
大きな交差点には横断歩道がない
歩行者と自転車の通行は歩道橋だけという交差点が目立ちます。道を間違えて、Uターンしたい時にまごつきましたσ(^_^;)
左折や分岐レーンが2車線もある
特に鬼門となったのが分岐レーン。例をあげるとこんな道です。
【出典】グーグルマップ
↑自転車が直進するためには歩道橋を使うしかない?
こういう道を直進する場合、分岐レーンが1車線ならばなんとかこなせますが、2車線となるとどう進んで良いやら……自転車乗りのバイブル『自転車“道交法” BOOK』によれば、
慣れた人ならば、交差点の百メートル程度前から、後方を確認しつつ、クルマが通らないタイミングを見計らいつつ、左から3レーン目左端(中略)に移り、直進するのが安全と円滑のバランスがとれたところとなる(中略)。私もそうする。メッセンジャーたちもそうしてる。
法的には 「グレーだ」としか言いようがない (いや、ブラックだとする人もいる)。また、これをするには多少の慣れとスピードが必要であり、誰にでもオススメするわけにはいかないのだ。
<六本木二丁目交差点の項より>
【出典】『自転車“道交法” BOOK』
とあります。吉尾は脚に自信があるわけでもないし、この場所ではクルマのドライバー側に「自転車が左から3レーン目左端に移ってくるだろう」という認識があるとも思えなかったので (六本木ならメッセンジャーが多いからドライバーも予測しているかもだけど)、身の安全のため歩道橋を使いました(^^)
コメント
来々軒もスタンプポイントなのかと一瞬驚きました^ ^;
Reliveあると自分も回った気になっちゃいますね!
yoshimotoya120さん
来々軒はあまりイギリスっぽくありませんが、それはそれで面白いかも🤣
横浜にお越しの節はぜひお試しください!
横浜在住のロード初心者です。
確かに横浜って近隣の市に比べると自転車が走りずらい印象(-_-;)
まさに車ファースト(笑)
で、調べたところ横浜市でも自転車活用推進計画を定めて施策を実施し始めたようです
http://www.city.yokohama.lg.jp/doro/kotsujitensya/jitensya-publiccomment.html
いしゃなさん
情報ありがとうございます!
横浜市の政策、ステキですね。自転車通行帯はもちろんですけど、ワダチや排水溝の改善が謳われているのはローディにとって嬉しい限り。早期実現を期待しましょう(^^)
横浜は近隣の市と比べて、交通量が格段に多いので、クルマをいかにスムースに流すか?に注力するのは仕方のないところだと感じています。自転車政策が実現するまでは、交通量が少ない三浦半島にぜひどうぞ!(^^)