横須賀の自宅から小田原まで往復115kmのライドも数回目。最初は行って帰るだけで精一杯でしたが、最近ではクランクを回すこと以外にも気を回すゆとりが、ちょっぴり出てきました。
というワケで今回は、ロングライドのお楽しみのひとつ、「ご当地グルメ」を堪能してみました。
◆王道中の王道「小田原のかまぼこ」を食べ歩き!
小田原名物といえば、まっさき思い浮かぶのが「かまぼこ」を代表とする魚の練り物。豊かな漁場とかまぼこ作りに適した水に恵まれた小田原ならではの特産品です。国道1号線から一本海側に入ったところは、その名もズバリ「かまぼこ通り」。老舗のかまぼこ屋さんが軒を連ねる、なかなかに風情のあるストリートです。
数あるかまぼこ屋さんの中で今回お邪魔したのは、創業236年の『鱗吉(うろこき)』さん。店頭の「食べ歩き限定」の文字に吸い寄せられてしまいましたσ(^_^;)
↑食べ歩き限定『じねんじょ棒』!
大山産の自然薯と白身魚で作った、ボリューム満点の揚げかまぼこ(?)。アツアツの出来たてをいただくわけですが、カリふわの食感と強めに効かせた胡椒の風味がたまりません!ほぼ下戸のワタシでもビールが飲みたくなってしまったほど。当地でしか食べられない限定品ですから、試してみる価値アリアリですよ。
↑神奈川の地酒を楽しめる利き酒コーナーも併設!今度は電車で来てみようかな(^^)
↑お土産には焼きかまぼこと黒はんぺんをゲット!どちらも上品なお味です。
◆小田原には老舗のパン屋さんも多いのだ
お城もあるし、かまぼこもあるし、純日本風のイメージが強い小田原ですが、実は何代も続く歴史あるパン屋さんが多いのです。明治以降、外国人の別荘地として発展した箱根が近いことと、近代日本の礎を築いた政治家や軍人、財界人たちが小田原に多く移住してきて、当時としてはハイカラなパンの文化を持ち込んだことに由来しているそう。
↑創業大正十年!「柳家ベーカリー」さん。和菓子屋さんみたいな店構え。
そんな老舗のパン屋さんから選ばせていただいたのは「柳家ベーカリー」さん。まずもってパン屋さんには見えない歴史感溢れる佇まいです。お目当は看板商品の「うす皮あんぱん」。大きさといい、皮の薄さといい、パンというよりおまんじゅう感覚。あんこ好きは間違いなくハマる逸品です。
↑あんこがギッシリ!補給食にもピッタリ?
↑合わせ技で「バターチキンカレー」もいただきました!香辛料のブレンドが独特。
かまぼこもパンも好物のワタシ。小田原通いのたびに違うお店の味を楽しんでみようと思います!
吉尾エイチでした。m(_ _)m
コメント