年始のエントリーで書かせていただいたとおり、スマートローラーを導入しました!妻との関係性をより良いものにするため外ライドの頻度を減らす→その分インドアでパフォーマンスの向上をはかろう、という目論見です。今回はスマートローラーの機種選定のポイントをまとめてみましたので、検討中の方のご参考になれば幸い。
>>【グラベルロードとスマートローラーが気になる】2021年はさらにフンワリと、でもしたたかに。自転車の楽しみ方をちょっぴり広げます。 | 凪ロード
クラシックローラーは継続できず……
実は数年前に“スマートでない”固定ローラーは導入済。だいぶ使い込まれた中古品を買ってしまったせいか、その良さを感じることができず。頻度的にも、一回あたりのトレーニング時間という意味でも、どうにも続けることができませんでした。
クラシックローラーは飽きる(ツラい)
自分のパワーが足りないだけなんですけど、クラシックローラーはクランクを回し続けるのが結構タイヘン。慣性がほぼ省かれているので、足を止めるとローラーも止まります。負荷をめいっぱい下げてみても、ずーっと登坂しているみたい……坂嫌いの吉尾にはあまり気持ちの良いものではありませんでした。
ZWIFTにもチャレンジしてみたけれど、パワーメーターなしのバイクに負荷調整のマニュアルリモコンすら付いていないローラーの組み合わせでは、バーチャルライドの実走感なんてカケラも感じられず、やはり気持ちはアガりません。
クラシックローラーは騒音と振動がスゴい
妻への配慮もローラーから遠ざかる大きな理由でした。とにかくウルサイ……新品ならここまで酷くはないと思うのですが、吉尾のローラーはかなりの年代モノなので経年劣化もあるのかな、と。特に振動からくる重低音が階下に響きまくる、らしいのです。
「事故と感染のリスクを考えたら外ライドに出かけられるよりはマシ」と妻は我慢してくれていますが、この騒音が日常的になったらクレームは必至。このままでは外ライドの減少をインドアでヘッジする計画は叶いません。
③セッティングが億劫
自分が楽しめないうえ、家族からも疎ましがられるという、ポジティブ要素なしの状況では、セッティングの手間すらも面倒に感じるようになりました。ローラーの足を開いて設置して、バイクのクイックを交換して、ノブを回して合体……それだけのことなんですけどね。テンションが下がっているとやる気がでません。
ローラー活動の継続には、個人的に「スマート機能」と「静音・制振」がマスト
結局、ポジションチェックに何度か使ったくらいでお蔵入りになってしまったクラシックローラーですが、反対に、そのマイナス面を払拭できれば、インドアライドを日常生活に楽しく組み込めるはず。
つまり、吉尾にとってのインドアローラーを選ぶポイントは、①自動負荷調整ができるパワーメーター搭載の「スマートローラー」の中で、②できるだけ「静かなモデル」、③さらに「持ち運びや設置の手間が簡単」ならなお良し!の3点ということになります。
スマートローラーの動画で静音性をチェックしまくる
ひとつ目のポイント「スマートローラー」は、=ダイレクトドライブ(ホイールを外して組み込むタイプ)だと思い込んでいましたが、今や全てのタイプにZWIFT対応の自動負荷調整モデルがラインナップされているんですねえ。それぞれの特徴を踏まえながら、ふたつ目のポイントである「静かさ」を確認していきましょう。
3本ローラー
3本ローラーといえば実走感。というより、まさに実走です。脚を止めても倒れない固定ローラーと違って、ペダルを回し続けてさえいれば、インドアでダンシングも楽しめちゃうそうです。そんなエキサイティングなシロモノにスマート機能がついてZWIFT対応……面白くないわけがない!バイクのホイールを外したりする手間がなく、ローラーを設置するだけで即スタートできる気軽さも魅力。
タイヤドライブ
バーチャルライドを手の届きやすい価格で実現するならこのタイプ。ダイレクトドライブに比べると再現勾配や最大パワーなどは控えめだけど、フィトネスレベルには充分すぎるスペックです。軽くてコンパクトな筐体も狭いわが家にはマッチしそう。ただ、静音性はモデルによってずいぶん違うようなのが気になるところ。
ダイレクトドライブ
ローラー本体のスプロケがバイクのチェーンに直接つながっているから、バーチャルをリアルに変換する効果もダイレクト。ZWIFTともっとも相性が良いとされているタイプだけに各社の開発競争も活発です。特に10万円前後のモデルが増え、手が届きやすくなりました。ブログや動画などネットの情報量が多いので、静音性をチェックしやすいところも見逃せないポイント。
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