3年使ったルイガノのグローブが、さすがによれよれになってきたので交換しました。後継は、前から狙っていたシマノの 「アドバンスドグローブ」です。
型落ち安値狙いの吉尾には珍しく、この春モデルチェンジしたばかりのパリパリ現行2019年型をゲット!使い始めてから300kmほど走りましたので、恒例のインプレッションをお届けしたいと思います。
フレクションフリー構造としなやか素材でライドがさらに心地よい(^^)
アドバンスドグローブの一番の特徴は「フレクションフリー」。フレクションは「摩擦」。フレクションフリーを直訳すると「摩擦からの解放」となりますが、言いたいのはストレスがないってことかしら?
手の甲に配置されたベロクロのクロージャーとしなやかな素材のおかげで、まさに「包みこまれるような」フィット感です。でも、幅広いV形の開口部により手首への締めつけ感はありませんし、つけ外しもラク。たしかに、ストレスフリーなグローブです。
↑ベロクロ自体も薄手のものを使っているからゴワつき感もありません
シマノのウエア小物って、こういうマニアックなこだわりがあるから好きなんですよね。
デザインはコンポとかホイール同様、質実剛健な「ザ・王道」なんだけど、機能に関しては、意地でもひと捻り入れてくるから見逃せない。バッグパックの「クロスハーネス」とか、ね。
>>【シマノ・U-6サイクルバッグ】ドイターと迷いに迷ってシマノに決めた3つの理由 | 凪ロード
パッドボリュームと滑り止めのバランスが好き
パッドは控え目で小指球あたりにちょっぴり。この配置とボリュームがなんとも絶妙なのです。操作性を優先して2mm厚の衝撃吸収材PORON®XRD™ を採用。面積の割に効果が高い(ような気がします)。
リニアな握りごこちを求めるくせに、クッション性も捨てられない吉尾のニーズには「ちょうど良い具合」のモデルです。
あと、地味に効いているのが、人差し指と中指に施されたシリコンの滑り止め。ブラケットポジションで握りこむと、レバーに指がピタッと決まります。特に、握力が落ちてくるロングライドの後半戦では、頼りになる存在です。
↑しなやかさを損なわない最低限の分量で効果をあげるのがシマノさんの底力?
メッシュ使いの小ワザがキラリ!
しばらく気がつかなかったのですが、このグローブ、指の間がメッシュになっているんですね。こういう作りって工程が増えるし、デリケートな素材を使う分、品質管理も面倒になるはず。それでもやっちゃうところに、シマノさんの気合いを感じてしまいます。
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