【秋冬のサイクルウェア】意外と悩ましい!5〜10℃のコーディネートと汗冷え対策を考えてみた。

ロードバイクのウェア

3月6日は 『啓蟄』でした。寒さを避けて土の中に隠れていた虫たちが這い出してくる時期です。われわれサイクリストのウエアも、冬から春にだんだんと変わっていく季節。

この “だんだん”というのが意外と曲者で、日々変わっていく陽気に合わせるウエア選びに迷うシーズンでもあります。迷うといえば、今年の冬のウエアも難しかった……暖冬ということもあり、いつもの調子で起毛のウエアを着てライドに出かけると、暑すぎて発汗。かえって汗冷えに悩まされたりしました。


↑冬にこうなると、めちゃくちゃ寒い!

そこで今回は、中途半端に寒い時期のサイクルウェアについてまとめてみました。気温にすると5〜10℃の日並。今年の三浦半島の、1〜2月の日中気温はだいたいこんなもんでした。

 

防風よりも通気がポイント。走り始めは寒いくらいでOK!

もともと寒がりなので、最高気温が10℃を下回ってくると、起毛素材とかウインドブレークとか保温や防風の機能が備わったウエアをチョイスしてしまう吉尾です。でも、クランクを回している間は結構汗をかいてしまうことが多い……5〜10℃の気温には、防寒防風機能はオーバースペックになってしまうようです。


↑今年の冬は起毛のウインドブレーク上下の出番は1回だけ (その日は汗だくになった……)

防風素材のウエアって、その名のとおり風をブロックすることで寒さを防ぎますから、どうしても通気が悪くなってしまいがち。つまり、一旦汗をかいてしまうと、かえって乾きにくいわけです。実際、速乾性のドライアンダーを着ていても、ウエアがじっとりとしてきます。吉尾はこの汗冷えがニガテなので、通気優先のコーディネートを試してみました。

春夏ドライアンダー(長袖)

ちょい厚手の長袖ジャージ(ノー起毛)

これがなかなか良い感じ。さすがに身体が暖まるまでは寒いのですが、漕いでいる間の“じっとり感”は見事に解決!重ね着による保温効果で寒さを和らげながらも、通気が良いので汗が残らないんですよね。

↑ドライアンダーはおたふく手袋の 『デュアルメッシュ』

 

↑長袖ジャージはパールイズミ の『ハザードジャージ』

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