機材やウエアがひと通り揃って、走行距離もだんだんと伸びてくると、今度は「もっと速くラクに走りたい!」という気持ちが強くなってきますよね。でも、その走り方が今ひとつわからない……吉尾は今まさにそんな状態です。
チームで走っている方ならば、先輩メンバーから気軽にアドバイスを受けられるかもしれませんが、吉尾のように“ぼっち”なサイクリストにはままならないことです。パーソナルコーチやライド講座に参加する手もあるけれど、お値段的にそうそう何度も使える方法ではありません。
そんなぼっちサイクリストの悩みを、IT技術でサクッと解決してくれる画期的なアイテム『デジットソール・ランプロファイラーサイクリング(以下デジットソール)』を手に入れましたのでレビューします!
デジットソールは自分のペダリングを“可視化”してくれる賢いインソール
デジットソールはその名前の通り、自分の走り方をプロファイル(情報を集約)してくれるガジェット。モーションセンサーとGPS、バッテリーが組み込まれたインソールが、ペダリングのデータをBluetoothでスマホに送信、アプリのAIが解析したペダリング診断やケガのリスクをアドバイスしてくれるんです。
パワーの単位である“ワット(W)数”こそ表示されないものの、サイコンではわからない“ペダリングの癖”を可視化してくれる、簡易なパワーメーターが靴底に仕込まれているイメージです。
ウェルネス重視のモニタリングはゆる系サイクリストにも嬉しい!
インソールは計測してくれるだけなので、分析結果を見るにはスマホアプリのインストールがマスト。内容は大きく2つで、ペダリング分析とそれにもとづいたトレーニングのアドバイスです。
ペダリング分析
●左右のバランス
45〜55%が適正値だそうです。何度か計測しましたが、吉尾のスコアはまちまちでした。偏りがないというべきか、ペダリングが不安定というべきか……
●カカトの角度
12・3・6・9時のポジションでのカカトの動きをモニターしてくれます。スコアが大きいほど矢印の方向にブレている、ということ。下死点の大ブレが気になりますが、12・3時にカカトが下がる癖については、AI様のおっしゃる通りですm(_ _)m
●踏み足と引き足の効率
どちらも5〜7のスコアが合格レベル、8以上は優秀なのだそうです。吉尾のペダリングは意外とイケてるのかしら?なんてな。
●ペダリング効率とパワーロス
スコアが高いほどがグッド。計測結果によって表示されるコメントとトレーニングのアドバイスが変わります(^^)
反対に、パワーロスはスコアが低いほどグッド。ペダリング効率が下がると裏返しでパワーロス値が高くなるようです。
コメント
むむむ、ペダリングを分析・可視化してくれるのはいいですねぇ。
これまでだとパイオニアのパワーメータ導入するしか手がなかったはずですから、インソール変えるだけでそれができるというのは敷居がぐっと下がりますね。
yoshimotoya120さん
私もそうですが、パワーメーターまではちょっと……という人は少なくないと思うので、いいとこ突いてますよね。
ただ、歩いているときもデータを拾っているようなので、ペダリング診断をするときは、なるべく漕ぎ続けらるルートを選んだ方が良いみたいです。
あーなるほど、電源入ってるときはずっとログ取られてるから… さすがにペダル回してるのと歩行とを区別はしてくれない、ということですね?( ^ω^ )
yoshimotoya120さん
その通りです!