【ジロ/プライベーター・レースの300kmインプレ】ジロの足入れと紐靴の使い勝手の良さに”食わず嫌い”を後悔したり

ロードバイクのシューズ&ペダル

②足入れもかなり好み

サイズ感はボントレガーとほぼ同じで、全体的にやや細めの足型におすすめ。吉尾の足とは相性が良いです。

細かいことを言うと、つま先のカーブがボントレガーよりも若干きつい。吉尾は左足の中指が長いので、ペダリングの乱れで指先をわずかに擦ることがありますが、まあ、ナーバスになるほどではありません。


↑パッとみた限りではほとんど木型に同じに見えますね

鋭角的なつま先は、人差し指が長いギリシャ型の足にはフィットしますが、エジプト型やスクウェア型との相性は今ひとつ。ただし、ジロのシューズはモデルごとに長さと幅のバランスを変えているそうですから、他のラインナップにピッタリの靴が見つかるかもしれません。諦めずに試し履きを重ねてみましょう。


↑日本人の70%はエジプト型

ジロのシューズは細めで有名なんだそうですね。でも、デザインに惚れ込んでワンサイズ上げてまで愛用するファンも少なくないのだとか。


↑ジロの紐靴は確かにカッコ良い!

履き心地の好みや靴に求めるものはは人それぞれなので、一概には言えないのだけれど、そういうフィッティングは個人的にはあまりおすすめできません。どんなにデザインが気に入っても、足に合わない靴は「存在していないもの」と割り切ったほうが結果的に幸せになれる気がします。

③適度にストレッチする靴紐が良い感じ

懸案の「甲の痺れ」については、かなり解消されました。やはり、ワイヤーよりもシューレースの方が”アタリ”が柔らかいのかもしれません。特にジロの「紐」は適度な弾力があるので、ギュウギュウ締め付けなくてもしなやかに足を包んでくれる感覚があります。


↑「余りのシマツ」もスッキリ

それに加えて、”ならでは”の使い勝手が地味に効いている気がします。紐靴はその結び方を工夫できるんですよね。使う穴の数で足首の締め付け具合を調整したり、なんなら左右別々の締め方でもOK。

↑アンダーラップとオーバーラップの組合わせ

紐靴には、バイクに乗ったまま締めたり緩めたりできる小器用さはないけれど、それを上回る奥深さがありますね。今更ですが。

結論
ビンディングシューズの紐靴は大アリでした!

そのほか、紐靴のデメリットとして挙げられるのは「脱ぎ履きのしにくさ」。

BOAダイヤルに較べれば確かに面倒な部分は否めません。が、普段からスニーカーを履いている方ならば気になる程ではないはず。むしろ、ライドの前に気持ちを盛り上げてくれる「ルーティーン」のひとつになりました。

というわけで、ビンディングシューズの紐靴は大いにアリです!これまでの食わず嫌いが悔やまれるくらい。ジロのシューズとは足型も合うようなので長く付き合えそうです。今回も、良き買い物!

↑もっと履きやすそうなニット素材も気になりだしました

吉尾エイチでした。m(_ _)m

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