シマノのビンディングシューズが足型に合わず、発作的にボントレガーに買い替えてから1年が経ちました。過去記事にも書いていますが、自分の足にマッチしたシューズはとっても良いフィーリングです。
>>【ビンディングシューズの選び方】履き心地にストレスを感じたら、シューズのブランドを替えるが吉、かも。 | 凪ロード
そんなボントレガーのシューズに、純正オプションのインソールを試してみました。これがまた、素晴らしく良い具合だったので、レビューさせていただきます。ビンディングシューズのチューンナップをお考えの方の参考になれば幸いです。
よりダイレクトに、より疲れにくく
インソールをセットしたシューズに初めて足入れしたときの感想は「硬っ!」。ノーマルのインソールより厚みがあるのに、遥かに硬質な履き心地。歩くのには不向きですが、その分踏み込んだチカラが直接ペダルに伝わるような気がします。
硬さに慣れてきた後に感じるのは、土踏まずのサポート力。アーチをしっかり支えてくれるので足がヨレにくい。サイクルインソールの代名詞的なブランド「ソールスター」のインプレを読むと膝の軌道を修正してくれる効果が語られていますが、ボントレガーでもそのメカニズムを体感できました。足裏の角度を水平に保ってくれるので、結果として膝の軌道がブレずに安定するようです。
あと、意外に見逃せないメリットが、履き心地がタイトになるところ。窮屈という意味ではなく、ムダな遊びがなくなる感覚です。シューズの中で足が泳がなくなるから、ヘンに踏ん張る必要がなくなりました。ボントレガーインソールのコンセプトどおり、「圧力を均一分散する」効果が発揮されているのだと思います。
脚力がダイレクトにペダルに伝わり、足も膝もぶれないから、ペダリングの効率が上がります。さすがにインソールを使っただけでトップスピードが劇的に速くなる、なんてことはありませんけど、ノーマルソールに比べて、加速感は増したのに疲れにくくなった印象です。
足圧測定で最適なモデルを選べる、使ってからの交換もOK
インソールをパフォーマンスアップにつなげるには、自分の足型にフィットしたものを選ぶことが重要です。ボントレガーのインソールは土踏まずの高さ違いで3種類が用意されているうえ、専用ツールを使ってコンサルティングしてくれるからミスチョイスの心配は無用。さらに使ったあとでも交換に応じてくれるそうだから、万が一の場合でも安心ですね。
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