【河津桜・開花レポート】三浦半島「春の花どころ」とお花見ライドマップ

三浦半島ポタリング

 

サイクリストも楽しめる桜の名所はココ

いろいろな春の花を見てきましたが、最後はやっぱり日本人のソウルフラワー“桜(ソメイヨシノ)”。ただし、ローディと一般的なお花見って、相性は今ひとつだと感じています。そもそも、自転車に乗るからお酒は飲めないし、人混みの中にバイクを持ち込むわけにもいきません。とはいえ、駐輪するのは盗難や破損が心配……そこで、ローディが愛車と一緒に楽しめる三浦半島のお花見スポットをご紹介します。

 

通研通り

桜のトンネルをバイクでゆったり走りたい、そんなゼータクな希望を叶えてくれる場所が三浦半島にもあるんです。道なりに続く桜並木といえば、通称「通研通り」。NTTさんの「横須賀研究開発センタ」に至る坂道です。三浦半島を東西に横断する県道26号から、東京湾沿いに走るR134を繋いでいます。


↑通研通りを通るなら晩期がおすすめ。桜吹雪の中、坂を駆け下りる気持ちよさは別格

桜並木があるのは、山の頂上の「研究開発センタ」からR134に向かう部分。登りだと景色を楽しむ余裕がないので、個人的なおすすめは県道26号からのアプローチです。前半は坂道を登らなくてはなりませんが、桜並木のエリアは下り坂。ゆったりとお花見ライドを楽しめますよ。


↑桜並木のあとは海一望のステキなおまけ付き

 

走水水源地

吉尾イチオシのサイクリストお花見スポット。桜が並ぶ海沿いの広場は、車道から一段下がったところにあるので、桜の花がちょうど目の高さになるというサイクリストにはうれしいレイアウトです。桜のピンクと海のブルーを同時に楽しめるのは横須賀ならではだと思います。


↑自転車から離れることなく満開の桜をかぶりつき!

さらにうれしいポイントが、湧き水を無料で補給できちゃうコト!水源地の水を膜ろ過設備によって浄水したものですから、そのまま飲めるそうですよ。桜の癒しと美味しいお水で、ライドの補給ポイントとしてもおすすめです。


↑給水コーナーはレトロなデザイン

 

田浦「のの字坂(橋)」

ループ橋といえば伊豆半島にある「河津七滝ループ橋」が有名ですが、実は横須賀にもあるんです。田浦エリアのR16号から細い道を入っていくと、小さな公園をぐるりと取り巻く道路が出現します。“橋”というよりも“坂”という趣きですが、ちゃんと「の」の字に立体交差しています。


出典: Deep City 横須賀
↑ 戦前に築かれた砲台に物資を運び上げるための道路だそう。立体交差の橋は木製であったとか。

真ん中の公園には「のの字坂」に沿って桜が並んでいますので、360度回りながらの花見もできますし、休憩がてら真ん中公園から桜を見渡すこともできます。ローディにはぴったりなお花見スポットではないでしょうか?
ただし、道自体は普通の住宅街の中にある生活道路ですから、通行には地域の方への配慮を忘れずにマナー良く過ごしたいものです。

 

根岸交通公園

神奈川県のHPを見ていたら「ここも桜の名所のひとつなのか!」と。自宅から徒歩圏にある超ローカルな交通公園。自動車教習所のミニチュア版のようなコースで、横須賀の子供たちが街中での自転車の走り方を体得していく場所です (私も妻もわが家の子らもお世話になりました^ ^)。


↑ミニサイズの踏切や信号機がかわいい

園内には約100本程のソメイヨシノの木が植えられていて、シーズン中にはお祭りのように屋台が並ぶほど人出があります。自転車の持ち込みはできませんから、バイクを道端に止めて園外から眺めるくらいがちょうどよい楽しみ方です。

三浦半島の春の花どころ特集はいかがでしたでしょうか?今回ご紹介したスポットをグーグルマップにまとめましたので、ライドプランのご参考にしていただけたら幸いです。

 

吉尾エイチでした。m(_ _)m

 

コメント

  1. 河津桜、色づきが本当に艶やかで写真映えしますねぇ
    ソメイヨシノは薄ピンクなので写真撮っても今ひとつ綺麗に見えません
    今年の桜の開花はかなり早いみたいですね。仙台だと10日から2週間くらい早まるようです

    • 吉尾エイチ より:

      yoshimotoya120さん

      仙台の桜は全国的にも有名ですもんね。
      春が待ち遠しいですね!

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