【チューブレスレディ・ホイールのタイヤ交換:前編】不器用な管理人が1ヶ月間の試行錯誤で行き着いたTLRホイールの空気漏れを防ぐ「5つのメモ」

チューブレスタイヤが好き!

 

⑤空気漏れのカギはエアバルブのマッチング

TLRホイール編のクライマックスはエアバルブのチョイス。今回はとにかく、エアバルブ穴からの空気漏れに泣かされました。リムとバルブのゴムベースの形状が合わないと、シーラントを注入しても止められないほど盛大に空気が漏れます。


↑以前から使っていたラウンドタイプが合わなくなってしまったので……(コーキングしても効果なし)


↑リムの溝にマッチしたカマボコ形状のバルブに替えてみたら漏れが減りました(コーキングは気休めです)

それまではフツウに使えていたバルブでしたが、リムテープを貼り替えたとたんに「ブシュー」。リムテープの種類を変えて貼り直してみたり、エアバルブを他のものに取り替えてみたりした結果、なんとか 「微漏れ」レベルまで追い込めました。


↑ このくらいの漏れならばシーラントで制圧できそうです

これまで使ってきたTLタイヤとホイールではタイヤサイドからの空気漏れはありましたが、バルブまわりのトラブルは未経験。完全に盲点でした。そこで投入したのがKCNCのチューブレスバルブ。5種類のベースがついていて、リム形状に合わせて選べる親切なパッケージです。規格化されていないTLR&TLホイールユーザーのカユイところをポリポリしてくれる画期的な……語り始めると止まらなくなるので、詳しくは別記事でアップしたいと思います。


↑とにかく今回はこいつに助けられました!

ちなみに、今回取り付けたタイヤ「シュワルベ ・ワン」とホイール「Prime・RP-38」の組み合わせでは、タイヤサイドからの空気漏れは一切なし。トラブルの大嵐に見舞われたエアバルブまわりとは、まるで別世界の無風状態でした。本当にTLRワールドは奥深い……です。

 

前編のまとめ:TLRホイールをしっかり仕上げる5つのメモ

少々長くなってしまいましたが、このあたりで今回のまとめです。

① リムテープがヘタっているとタイヤのビードがあがりません
タイヤと一緒にリムテープも貼り替えましょう

②成功の土台を作るクリーニングには「マリポサ」がおすすめ
6時間以上放置したあと、アルコールでの仕上げ拭きも大切

③ リムテープの幅はちょい広めを選ぶと安全
リムの内寸+3ミリの幅をチョイス

④リムテープ の貼り方のコツはゆっくり、キッチリ
割り箸を削ったヘラが便利

⑤空気漏れのカギはエアバルブのマッチング
ベースが選べるKCNCのバルブが安心

TLRタイヤ交換の前編はいかがでしたでしょうか?吉尾自身、ここまでホイール&タイヤに向き合ったことはなかったので、良い勉強になりました。後編では、TLRタイヤの取り付けと空気漏れ対策の3つのポイントをアップします。乞うご期待!

 

吉尾エイチでした。m(_ _)m

 

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