愛車がなかなかパンクしないので使う頻度は少ないけれど、電動携帯ポンプ「エルシードAP2」がすっかり気に入ってしまった吉尾です。
ライドに携帯する目線では、手動ポンプ+CO2インフレーターの組合わせを圧倒的に上回るほどのメリットは見つけられませんでした。が、一方で電動携帯ポンプとしてはなかなか良いチョイスだったのでは?と思っています。今回はその理由を他の電動ポンプと比較しながらお伝えします。
低圧のグラベルタイヤなら「FUMPA」でなくてもOK!
ベンチマークにしたのはオーストラリア生まれの「FUMPA」。サイクリストの間では携帯型電動ポンプの代名詞的な存在です。性能はもちろん、インポートらしいデザインもステキ!どことなくオッサンぽい「エルシードAP2」はルックスだけで押され気味ですが、中身はかなり頑張っています。
①コスパが良い
オシャレで爆速な「FUMPA」ですが、いかんせんお値段が高い。そもそも吉尾は出先でパンクした経験がないので危機感が薄く、どうしても使用頻度と価格のバランスを考えてしまいます。ポンプってパンクしなければただのオモリなわけで、それに3万円もつっこむのか?と。
その点「エルシードAP2」は見た目どおり価格も控えめ。「FUMPA」の3分の1以下のプライスなのに、至れり尽くせりの便利機能が付いてきます。
②実用上は問題ない最大空気圧と充填速度
最大120PSI(8.1BAR)という高圧にも対応した「FUMPA」に比べると100PSI(6.9BAR) の「エルシードAP2」は力不足にも見えますが、太めのタイヤを低圧で運用するグラベルバイクなら4barも入れられれば十分なんです。
また、「FUMPA」の爆速(100psiまでわずが20秒!)もすごいんですけど、レースに出るわけでない吉尾にはオーバースペック。1分半待つだけで価格が3分の1になるなら個人的には「エルシードAP2」に魅力を感じます。
③ ロードタイヤなら10本はイケるキャパシティ
のんびり型の「エルシードAP2」は、高圧・高速の「FUMPA」より1.7倍も稼働します。実際に連続充填してみても、カタログスペックどおりのキャパシティを発揮してくれます。
④ 便利機能がいろいろ付いてる
ポンプとしての基本性能を極めた「FUMPA」に対して、「エルシードAP2」は機能のバリエーションで勝負。オートストップ機能やLEDライト、給電用のUSBソケットまで装備しています。
バルブアダプターも豊富で、仏式・米式はもちろん、ボール用のノズルはブロアとしても便利。水洗車の後、入り込んだ水分を飛ばすのに活躍してくれそうです!
⑤「モーター一筋」の信頼性
今回一番迷ったところがココ。ひとくちに携帯電動ポンプといっても、「FUMPA」意外はまさに玉石混交で、サイトのレビューを読み漁ってみても、「空気が入らない」とか「とても便利」とか。同じモデルでも真逆の評価がされているものばかりが目立ちます。
つまりは、サクラが入っているか、クオリティの個体差が激しいのでしょう。出先から無事に帰ってくるためのものですから「いざ使ってみたら動きません」ではシャレにもならない。
コメント
可愛いラグドールですね。
マコさま
ありがとうございます!
飼った猫に懐かれたのは初めてなので、かなりメロメロです。