【アスセイバー・MUDDER MINI】ヘッドチューブのベアリング保護に最適なスモールフェンダー

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雨日はひたすら引きこもりたくなる派の吉尾です。そもそもがそんなだし、降られた後のメンテナンスが大変なので外ライドは晴れの日だけと決めてます。

でも、未舗装の山道を走るようになって度々出くわすようになったのが山肌から染み出す水。しかも道を横切るように流れていることが多いので、避けて通ることができません。泥跳ねでウエアが汚れるくらいはどうということもないのですが、ある時気づいてしまったのです。


↑ がびーん。

ヘッドパーツに入り込んでグリスを溶かしているではないですか!放っておくとベアリングが錆びてしまいます。この時は大急ぎでグリスを打ち直しましたが、ライドのたびに分解するのは億劫です。そこで良さげなフロントフェンダーを探してみることにしました。

ライトなフロントフェンダーってなかなかない

ロードバイクでは考えたこともなかったパーツ。今ひとつイメージが湧かないながらもググってみると、グラベル用でヒットするのはかなりしっかりしたフルフェンダーばかり。

↑このモデルは評判良さげ

雨のブルベとか洗い越しとか、フェンダーを必要とするシチュエーションは水たまりを横切るような軽いものではないはずだから、あたりまえといえば当たり前なんですけど。吉尾はトップチューブのベアリングを守れればそれで良いのです。もっとさりげないヤツはないのでしょうか?

アスセーバーにひと目ぼれ

そういえば、リアフェンダーは簡易な差し込み式のモデルが流行っていたっけ……アレのフロント版はないのかしら?と思って探してみたら大ビンゴ!アスセーバーのMUDDER MINIに即決しちゃいました。

アスセーバーはスウェーデンで最も雨が多いと言われる都市(どこだろう?)で生まれたブランド。スタイリッシュなデザインに優れた機能性を掛け合わせた北欧らしいプロダクトが特徴。簡易パッケージや100%リサイクル素材の使用などサスティナブルな取組みにもコミットしています。


↑マニュアルを直接プリントしてあるのもエコっぽい

さりげなく、カッコイイ!

後半は個人の感想ですが、さりげなさは共感いただけると思います。もちろんダウンチューブへの泥跳ねはありますが、懸案のヘッドチューブの保護はバッチリ。必要にして充分な効果です。


↑さりげなさのなかにもグラベルバイクらしさがグッと……


↑もちろん軽量

フレームに優しいベルトが秀逸

取り付けてみてわかったのですが、左右ねベルトがとても良く考えられていて、非常に気に入ってしまいました!まず、バックルでフレームを傷つけないようになっているところ。最初は保護シートを貼るつもりでしたが、実はこのバックル、ベルトの厚み分だけ浮いているんです。つまりフレームに触れない。接触しないから傷つかない。こういう解決方法はとても好きです。


↑しかもシンプル

あとは、取付け位置が全くズレないところもステキ。ベルトの表面が滑り止め加工されていて、フレームにピッタリと貼りつくんですよ。ツールケースやリヤライトを飛ばすほどのガタガタ道を走ってもズレる気配すらありません。一度取付けたらつけたらノーメンテで済んでしまうクオリティの高さはさすがです。


↑ベルトの厚みがやや気になるくらい

かさばらないからスペースが厳しいフォークにも使いやすいはず。控えめに言っても、マジでおすすめ!

吉尾エイチでした。m(_ _)m

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