②意外とロングライドもイケちゃう
「サドルの硬さというのは指で押したくらいでは測れない」今回はそういった意味でも良い勉強になりました。フカフカ感はゼロだけどロングライドもOKな快適さを持つサドルは初体験。
実はしなるので痛くない?
X-LRを「バリ硬」だと思ったのは両サイドのウイング部がびくともしなかったから。これまで使ってきた「尻に合うサドル」はここがウネウネでしたので、そうでないX-LRを硬い=ロングライドはムリ、と予想していました。
どっこい、100㎞オーバーのライドでも痛みなし。不審に思って改めて弄り回してみると、ちょうど腰を下ろす”スウィートスポット”あたりがグニグニと沈む……なるほど。だからか!
脚を回しやすいからよく走る
乗りやすいサドルの代名詞、スペシャライズドの「パワー」が好評を博して以来、従来の”またがる”タイプよりも”しっかり支える”サドルが主流になっていました。
実際、ロードバイクで愛用してきたセライタリアの「SP-01」はまさに「そういう形状」。でも、サドルの両サイドがカーブしているラウンドシェイプのX-LRを使った第一印象は「脚が回る!」。
座面の幅が同じでも、確かに着座感は乏しくなるのだけれど、不安を覚えるほどではありません。むしろ脚の動きが解放されてイキイキと動き出す感じ(どんな感じだ?)。
人気のステルスサドルがモデルチェンジ!座面がカーブした「カーブスモデル」も追加|PRO | BiCYCLE CLUB https://t.co/9fYLcOVXus
— 吉尾エイチ (@eichi_yoshio) July 24, 2021
③意外と軽いのでうれしい
グラベルバイクに乗り換えてから、重量にはあまりこだわらなくなりました。とはいえ、女神サマに「アナタが落としたのは軽い斧?重い斧?」なんて聞かれちゃったら、迷わず軽い方を選びます。
グラベルバイクに合わせるなら耐久性を犠牲にした軽量化は困りますが、このX-LRはオフロードユースを謳いながらも、ロードサドル並みに軽いところが非常に気に入っています。
印象と実感のギャップに萌える
X-LRを含めて、これまで9つのサドルを試してみたけれど、イメージと座り心地がかけ離れたモデルは初めて。もちろん、良い意味で。
とっつきにくそうだったり、ちょっと古めかしく見えたりするかもしれませんが、使用感は意外と万人受けするサドルなのではないかしら?
グラベルバイクにマッチする軽くてお値頃なフラットサドルをお探しの方には全力でおすすめしちゃいますよ!
吉尾エイチでした。m(_ _)m
コメント