スマホに充電できるからトップチューブバッグを外しました
1000ルーメン以上のモデル共通といえば、パワータンク機能も見逃せません。吉尾はサイコン専用機ではなく、トピークのアプリを使っていますので、どうしてもスマホバッテリーの消耗が早いのです。
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トップチューブバッグにモバイルバッテリーを入れて、ライド中に充電していたのですが「V9S-1000」ならばライト本体から給電できちゃう。バッテリー容量は4500mAhとiPhone XRをフル充電しても1500mAhの余力があります。昼間のライドではライトの光量は電力消費の少ないブレスモードで十分ですから、100km程度の距離ならば、モバイルバッテリーは必要ありません。
本体は重いけど、トータルでは軽いのだよ
明るくて便利な 「V9S-1000」ですが、気になるのはそのサイズと重量です。113× 39× 42 mm・191g (実測値)というスペックは、ライバルのキャットアイVOLT800と比べて2割大きく、重量は4割増しです。
でも、吉尾に限って言えば、今まで使っていた200ルーメンのライトだって単3電池を3本使うヘビー級でしたから、ブラケットの交換を合わせると、実はちょっぴり軽量化できていたりします。そして、モバイルバッテリーを使わなくなった分をマイナスすると、ライド時のトータル重量はさらにライトに。
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専用ブラケットで見た目スッキリ、片持ち式でも強度はバッチリ
ライトとセットで揃えた専用ブラケットについても触れておきましょう。ガシロンには両持ち(H09)と片持ち(H10)、2タイプのブラケットが用意されています。どちらもアルミ製で、マウントはガーミン用とガシロンライト用が各1個付属しています。マウントを外せばGoProも取り付け可能です。
吉尾が購入したのはH10のほう。片持ち式とはいえ、アームは太く、重量級の「V9Sー1000」をぶら下げても余裕の強度です。上面につけたサイコンが路面からの振動で見にくい、なんてことも一切ありません。
特に気に入ってしまったのが見た目の良さ。それまでの汎用ブラケットと比べると、スッキリきれいにまとまっています。ライトを下側に取り付けられるから、ゴツいボディも気になりませんし、長いアームのおかげでサイコンの視認性も抜群。リモコンコードの収まり具合にも、専用品ならではのアドバンテージを感じます。
ただし、ライトを吊り下げて取り付ける際には少しだけ注意が必要です。まずは、対向車への配慮。光軸が上に向くので、角度をつけてセットするよう推奨されています。それから、雨天時の対応です。USBポートが雨の直撃を受けますから、リモコンの使用は控えて、キャップをしっかり閉めておきましょう。
トピークとのマウント互換はムリっぽい
唯一の誤算がこれ。「トピーク製品とマウントを共用できる」というレビューを複数見かけたので、トピーク・サイコンの愛用者としてはそれを織り込んで購入に踏み切ったところもあるのですが……なぜか吉尾の「パノコンピューター」にはフィットしませんでした。ひょっとすると、個体差が大きいパーツなのかもしれませんね。
お値段の割に、全体の質感も悪くないし (というより、良い)、明るさもランタイムも、そして操作性も申し分なし。ガシロンライト、おすすめですよ。
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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