待ちに待った組立作業に入ります!分解清掃もキライじゃないけど、整備したパーツを組み上げていくのは、さらに楽しい!(^^)
まずはフロントフォークをフレームに取り付けてみます。
◆仮組みをするクセをつけると失敗が少ないですよ
フォークもフレームもクリーニング済なので、いきなり組んじゃっても大丈夫。
ですが……
まずは、仮組みをしてみましょう。パーツを組んでいく順番や完成形を確認してから本組した方が、結果的に「手戻り」が少ないのです。
ヘッド周りに限らず、組み上げる時のおすすめの小ワザ。ぜひお試しを!
◆ヘッド周りはグリスでしっかりシールしよう
さて、実際の組立ての手順です。ヘッドチューブにはグリスを多用しますが、固着防止のためなので、ワタシは安価なリチウムグリスを使いました。
1.ヘッドチューブの上下にグリスを塗布
2.フロントフォークにもグリスを塗布
↑わかりにくいかもしれませんが、コラム部分にも薄く塗ってあります
3.下ワンにベアリングをはめ込む
↑ルイガノCENのヘッドベアリングは上下同じモノですが…
4.ヘッドチューブにフォークを差し込む
↑下ベアリングを落とさないように指で押さえながらスポっと……
5.上ワンにベアリングとカラーをはめ込む
↑アルミのカラー(リング状のバーツ)は上。ハイ、ここ試験に出ます!
6.上ワンのカバーを差し込む
↑このカバー、実はスグレモノ。中にゴムパッキンが仕込まれていて、ステムを締めなくてもフォークが落ちない仕掛けになっています。
↑コラテックにはなかった工夫です。ステキ!
7.スペーサー→ステム→スペーサー→トップのネジの順番で差し込む
↑スペーサーは薄厚合わせて6枚も付いているけど、1枚だけちょっぴり径が大きいモノがあります。これはステムの上に持ってくるとトップのネジの収まりが良いです。
↑ネジにはグリスを…
↑トップのネジは4ミリのアーレンキーです
↑一気にロードバイクらしくなりました!
◆なが~いコラムはビギナーフレンドリーの証
ルイガノCENはコラムスペーサーがたくさん付いています。以前の愛車コラテック・ドロミテの実に2倍です。
スペーサーが多い=コラムが長い=ハンドルが高い…ということで、ロードバイクの前傾姿勢に馴染みにくい、初心者向けに考えられた設計。
↑フォークのバランスもなんかヘン
今のワタシにとっては、安心できるモデルですが、いつの日か「コラムカットしました~」なんて記事をアップしてみたいです。
【関連記事】
コラテック・ドロミテのフロントフォーク&ヘッドパーツ仮組み
吉尾エイチでした。m(_ _)m
コメント