【レーパンのパッド位置が合わない!】パールイズミさんに頼んでみたら、対応が素晴らしかった件

ロードバイクに乗り始めてから、実質半年くらいではありますが、試したレーパンはすでに3着目。たいして乗らないくせに、なんでそんなにレーパンばっかり?と言いますと、実は坐骨の位置がパッドと合わないのです。自分の坐骨にあったレーパンを求めて、サドル沼ならぬ『レーパン沼』に絶賛ハマり中の吉尾です。

◆パッドが坐骨のはるか後ろにあるのはなぜ?

乗り方が悪いのか、骨格が悪いのか(猫背で骨盤が後傾している?)、ワタシの坐骨はかなり前よりになっているようです。

初めて買ったウェルクルスのレーパンは辛うじてパッドの恩恵を受けられたので、レーパンの快適さの虜になってしまいました。

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↑○印が坐骨の位置です

でも、さらなる快適さを求めてチャレンジした「極度快走」では、却って状況が悪化。坐骨は1ミリもパッドに絡んでおりません。当然、坐骨は痛むのですが、なぜか恥骨までもが痛くなってしまいました。



↑○印が坐骨の位置です

ここまで位置がズレていると、わざわざレーパンを穿く意味もありません。パッド位置がイレギュラーなのか、ワタシの坐骨が規格外なのか、そこのところをハッキリさせておかないと、ずーっとレーパンを買い続けるハメになってしいます。(そこまではないか…)

一度「業界標準」を体験してみなくてわ!

と理屈をつけて、ザ・ジャパニーズスタンダード=パールイズミのレーパンの購入を決意した次第。(ただ欲しかっただけではないのよ^ ^)さらに、そのラインナップ中、もっともスタンダード→つまり、日本人に合わせて作られたレーパンの「ど真ん中」であると信じる『コールドブラックレーサーパンツ』を買ってみたのです。

◆イレギュラーはワタシの坐骨の方でした(T ^ T)

で、パールイズミのコールドブラックパンツを穿いてみたところ、坐骨の位置はストライクゾーンにカスリもしない「暴投に近いボール」。今までで、最悪の結果となってしまいました。



↑○印が坐骨の位置です

パールイズミさんの商品は、インポートのウエアと違って、日本人に合わせたサイジングになっているはず。となると、ワタシの坐骨が「イレギュラー・ポジション」にあることは間違いなさそうです(T ^ T)

◆パールイズミさんのサポート対応は超光速!

前置きが長くなりましたが、ここからが本題。このままでは「レーパン意味なしサイクルライフ」を満喫しなければならない恐怖におののいたワタシは、「餅は餅屋」とパールイズミさんにすがってみることにしたのです。

〒130-0026 東京都墨田区両国2-4-2
株式会社パールイズミ お客様相談窓口
03-6825-3450

正直言っちゃうとあまり期待はしてませんでした。だって、商品の不良ではなく、ワタシの坐骨が規格外なのだから。お気の毒と言われるくらいかしら……と。

電話でワタシの状況をお伝えすると、その諦めは、見事裏切られました。もちろん良い意味で!応対してくれた方のお話をまとめたものがこちら。

・ほとんど申し出のない事例なので、おそらくお客様(ワタシ)の言う通り、坐骨の位置の問題と思われる。

・しかし、取り付け位置の不良である可能性もあるので、現物を着払いで送って欲しい。

・現物をチェックした後で、次の対応策(パッドの付け替えなど)を相談させて欲しい。

こんな内容を、非常に丁寧な言い回しでご提案いただきました。当たり前といえばその通りなのですが、今時のサポート窓口はガッカリさせられるところも珍しくないご時世ですからね。

送った後の対応もとてもクイック。日曜日の夜に発送したら、火曜日の午前中には商品チェックの報告がありました。パールイズミさんに商品がついたのが、月曜日の午後くらいでしょうから、それからすぐに確認いただいたということ。

実はワタシ、30年近く小売業に携わっております。当然自らお客様対応にあたったことも数知れず。その経験から考えても、このスピード感はすごい。自分のことを最優先に扱ってくれているように伝わりますからとても気分が良いです。

◆ウェア専門メーカーならではの、商品を熟知した打ち手に期待

商品チェックの結果は、残念ながら(?)良品。パッド位置の不良ではありませんでした。気になるその後の対応は、パッドを外して位置の調整になるそう。ワタシの坐骨位置をマーキングして送っていたので、そこからパッド位置までを測って「○センチずらしますね」くらいのハナシで終わるかと思いきや、またもや想定以上のリアクション。

パッドは外すのだが、取り付け位置についてはしばらく調整させて欲しい、とのこと。パッドの位置は穿いている状態を想定しながら決めるものらしく、単純な平面の距離だけでは判断できないそうです。

さすがウェア専門メーカー!レーパンのパッド位置ひとつとっても様々なノウハウをお持ちなのでしょう。どんな風に仕上がってくるのか、本当に楽しみです。

吉尾エイチでした。m(_ _)m

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