楽しい連休もそろそろ終わり、季節は春から初夏に差し掛かってきました。普段はメガネでライドしている方も、日に日に強くなる日差しに「そろそろアイウェアが必要かも……」なんて気分が盛り上がってきたのではないでしょうか?
裸眼やコンタクトの方ならば、自分好みのモデルをポンと買うだけでたちまち解決してしまう問題も、われわれメガネ愛用者にはなかなかの厄介ごとだったりします。というわけで今回は、コンタクトを使いたくないメガネ派ローディーがアイウェアを選ぶ方法、つまり、 “度付きのアイウェア”について考えてみたいと思います。
どうせ買うなら防風性も高めたい!
ロードバイクのアイウェアの役割りといえば、①異物から目を守る「防護」②風から目守る 「防風」③眩しさを軽減する 「防眩」。
普通のメガネでも①と②についてはある程度の効果があります。メガネを度付きのサングラスに替えるだけで③もクリアできますね、当たり前だけど。でも、ここで押さえておきたいのが②の防風性です。走るスピードがだんだん速くなってくると、メガネの内側で風が巻きはじめる→涙が滲むのステップを経て、視界がぼやけていくので非常にキケン。
今は「メガネで問題ない」方でも、将来の速度アップに備えて、どうせならカーブタイプにしておいた方がベターだと思います。顔とレンズの間がタイトになるので防風性が高まりますし、メガネよりも大きいレンズのおかげで、防護性と視界の広さ=安全性アップにもつながります。
カーブタイプの度付きレンズはとにかく高価
一方で、このカーブレンズを度付きにするためには、かなりのコストがかかります。例えば、ローディーの定番となっているオークリーの “ジョウブレイカー”の場合、度付きレンズだけで2〜8万円にもなるそう。気軽に手を出せる価格ではありませんねσ(^_^;)
しかも、アイウェアを外すとものが見えなくなってしまうので、休憩などバイクを降りた際の使い勝手を考えると、やっぱりメガネも携帯したくなります。本体込みでン万円も投資したのに、普段のメガネが手放せないのは、なんとなく割り切れない感じがするのです。
周囲の明るさに合わせて濃さが変わる“調光レンズ”を使う手もありますが、高機能なレンズだけにさらにコストがかかります。また、自分の意思と調光がマッチしなかった時には逆、にストレスになるのでは?と個人的には今一歩のところで踏ん切りがつきません。
私もサイクリストの端くれなので、ジョウブレイカーには強く強く惹かれるのですが、どうもメガネに関しては保守的になってしまいます(T ^ T)
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