30kmから50km、そして100kmとライドの距離が長くなればなるほど、ジワジワと効いてくるのが路面からのフィードバック。特にアルミフレームの自転車は振動が伝わりやすいので、ハンドルの「脱重」が上手にできないワタシには結構ツラかったりします。
で、見つけたアイテムがフィジークの「バーゲル2」。医療用のゲルパッドが振動を和らげてくれるそうです。相変わらず、モンダイの本質には触れないで、即物的なカイケツを試みてみましょう!えへσ(^_^;)
◆気になる効果は……あるよ!(田中要次風)
今回は結論からいっちゃいます。だって、こういう「アイデア商品」的なモノって、まあなんというかアレな感じもあるじゃないですか?でも、さすがはフィジーク!振動吸収だけにフォーカスすれば、取り付ける価値はあります。
荒れた路肩で体感するような、高周波の振動はかなりソフトになりました!ガタつきからくる疲労の軽減はもちろんですが、自転車のコントロールもしやすくなるので、メンタル面でも助けられますよ。ワタシ的な投資対効果は二重丸です\(^o^)/
↑こういう細かい振動がある路面では効果を実感!効いてますよ!
◆しかし、美しくは……ない!
なぜならば、グリップがめっさ太くなっちゃうから。細パイプの『ディズナ・Jフィットアーク』でもこのボリュームですから、通称の太さのハンドルに使ったら、どんだけゴンブトになってしまうのかしら。
↑見た目より握りやすいんですけどね。見た目がね……(^^)
それを見越して薄めのバーテープにしたのだけれど、その効果は全く視覚化されてませんでした。ルックス重視ならもっと薄く、例えばコットン素材のバーテープの方が良かったかも。
↑バーテープはデダの穴あきタイプ
◆取付けは5分。狭いハンドルにはカットしてジャストフィット!
バーゲルの取付けは至ってかんたん。バーテープを巻く前にハンドルにのせて、テープで止めるだけ。
パッドの裏側には粘着性がありますが、バーテープを巻く時にはズレやすいです。テープ留めはした方がベター。
↑ハンドルに止めるテープも同梱されてます
ワタシのハンドルは380mm幅と狭いから、そのままではハミ出してしまいます。「バーゲル2」は、ハンドルに合わせてカットしてもOK!貧乏性なので勿体無い気がしちゃうんですけどねσ(^_^;)
↑カット前のバーゲル2。かなりワイドなハンドルにも使えるビッグサイズ!
↑気になる重さは約100g(左右合計)。重量増はお腹のダイエットでカバーだっ!
◆繰り返し使えるクオリティの高さを実感
バーゲル2のセールスポイントのひとつに「超高耐久」というのがあります。ただの高耐久ではありません。「超」です!実はバーテープの巻き方を間違えて、一度剥がしてから巻き直しているのですが、確かにちぎれる気配も感じられませんでした。バーテープは消耗品だけど「バーゲル2」は上手に使い回せば一生モノかもしれません(^^)
↑手荒に扱わないように「バーゲル入ってます」シールも付いてくる!
◆他にもあるぞ!振動を軽減するパーツ達
バーゲル2の他にも導入を検討したパーツをご紹介。メカニックなアプローチで、ハンドル回りの振動を和らげてくれるようです。
・ShockStop「サスペンションステム」
効果は一番ありそうなので、相当ヨロめいてしまったアイテム。しかし「ステムにこの値段を出すのならカーボンハンドルを買った方が良いのでは?」と迷いに迷った末ペンディングσ(^_^;)
・ボントレガー「バズキル」
知る人ぞ知る振動軽減パーツ。エンドキャップのような目立たないルックスなのに、効果には定評がある様子。バーエンドにはバックミラーをつけておきたかったので断念(T ^ T)
バズキルは通販不可ですが、サイクルヨシダさんに商品紹介ページがありました。
バズキルはお値段も手頃。いまだに気になるパーツです。ハンドルのゴンブト化もありませんから、見た目も良さそう。
吉尾エイチでした。m(_ _)m
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