【ロードバイクのマナーとルール】共通認識と法律の混沌を上手に乗りこなす大人力とは?

マナーアップと事故防止

 
だからといって、Bのルートは明らかな法律違反。今度は逆に、自転車の交通ルールを正しく理解しているドライバーがいたとしたら、「分かってないな」と思われてしまうわけです。じゃあ一体どうすればよいのか?書いている自分自身でも悩ましいところがありますが、ロードバイクって、そんなモヤモヤした状況の中を臨機応変に判断してトラブルを避けながら走る、そんな“大人力”が試される乗り物なのではないかと改めて感じました。

>>××××よりも「知り合い」だと思った方がうまくいく?ロードバイクの事故防止について考える | 凪ロード

特に日本の趣味の自転車の世界はな。
日本の自転車の環境ってのは非常に特殊な土壌の上に、非常に微妙なバランスで成り立っている。
(中略)
グレーゾーンってことは、やりたい放題できるってことだ。車道も走れる、歩道も走れる。車にもなれる、人にもなれる。ただし、そこは全て自己責任だ。自制心も必要になる。だから今までの趣味の自転車乗りは、俺がそうだといってるわけじゃないが、分別を持っているやつが多かった。自分の行動が将来にどう影響するか、なんとなくにしろ考えていた。

↑自転車漫画「のりりん」4巻の一節。個人的にはかなりの部分に共感していますが、当時よりは法律と共通認識が一致してきたので、自制心を持っていてもやりたい放題はNGでしょうね

 

【アンケートのお願い】
歩車分離の道に馴染めない田舎ローディに愛の手を!

普段から走りなれている道ならば、経験の積み重ねがあるから「その場の雰囲気」を読んで走りやすいのですが、初見のエリアはそのカンが働きません。特に、歩車分離が進んだ“クルマファースト”な道路は、ホームグラウンドの三浦半島にはほとんどないので、身の処し方に戸惑うこともしばしば。

そんなわけで、ぜひぜひ皆さまのお知恵をお借りしたいのです。もしよろしければ、下記のアンケートにお答えくださいませ。法律的な正解というよりは、ご自身ならばどうするかを直感で選んでいただけるとありがたいです。


 
吉尾エイチでした。m(_ _)m
 

コメント

  1. この「左折レーンどう走る?」問題はルール改正が必要だと日頃から思ってます。仙台でも“開かずの踏切“ならぬ“交通量が多すぎて、とても怖くて左折レーンを直進できない“交差点がいくつかあり、アンケートの回答はその時の行動を記述させていただきました。

    • 吉尾エイチ より:

      yoshimotoya120さん

      いつもコメントありがとうございます!

      ご回答はこちらですね?
      この交差点だとBルートは違反なので除外。基本はAルートの2段階右折とし、交通状況や横断歩道までの距離などでCかDを選択。①左折車両が1〜3台程度でそれらを先に行かせれば安全に直進して赤丸まで到達できるのであればAルート。②停止線の手前で歩道に上がれる場合および横断歩道まで遠い場合は押し歩きに切り替えてCルート。③交通量が多くて直進強行はかなーり危険な場合で横断歩道までさほど遠くなければDルート。

      やはり、周囲の状況を分析して臨機応変に対応されるのですね。私はAルートの信号待ちがあまりにも居心地が悪そうで、実際にはDルートを選んで走りました。でも、皆さんなら堂々とAルートを選ぶのだろうなあ、と思いアンケートさせていただいた次第です。

      現在の結果ではAルートが多いものの「一辺倒」というわけではなく、皆様がそれぞれの経験と大人力を活かして走っていらっしゃることがわかりました。ただ、交通ルールですからね。全員が安心して「統一見解」で走れる日が来て欲しいとも感じます。

      アンケートにご協力いただきありがとうございました。

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