愛用していたシマノのショートフィンガーグローブがくたびれてきました。せっかく替えるなら、トレンドのエアロタイプが良いなあと物色していたら、最近お気に入りのwiggleのプライベートブランド「dhb」にちょうど良さそうなモデルを見つけましたのでポチ。
>>【シマノ・アドバンスドグローブ】300km走ったインプレはほぼ満点!フレクションフリーの独特な装着感が◎ | 凪ロード
深めのタイトフィットが好みにマッチ
実はここだけの話、エアログローブに対してはかなりネガティブなイメージを持っていたんですよ。なんかもっともらしい名前がついてますけど、つくりは軍手と大差ないじゃん?と。メーカーの原価低減の方便だと思い込んでました。ごめんなさい。
このAeron Speedを選んだ理由のほとんどは価格。ガッカリしても割り切れる程度のお値段でしたから……。どっこい、使ってみるとそれまでのマイナスイメージを180°ひっくり返しちゃう快適さ。エアログローブ愛好家の皆さま、ほんとごめんなさい。反省しております。
何が気に入ってしまったかというと、そのタイトな着け心地。吉尾は手首が貧弱なので、たいがいのグローブは、手首のベロクロをはみ出すほどキツく巻いても、ピッタリ感はいまひとつ。エアログローブには手首のベロクロはありませんが、ニット生地が全方向からフィットしてくれるので「ズレるストレス」がありません。
ベロクロ(の爪)がないことには「ジャージの袖口を傷めにくい」という地味に嬉しいメリットもあったりして。本来の目的である「空気抵抗の軽減」は体感できませんでしたが、それでもエアログローブ万歳!いやマジで。
疲労軽減効果は本当だった……グローブパッドの尊さを実感
レーシーアイテムのエアログローブではあまり見かけないのですが、Aeron Speedは結構厚みのあるパッドが採用されています。これも吉尾の「食わず嫌い」を治してくれました。
これまではバーテープをクッションタイプにするかわりに、グローブは薄めのパッドのモデルを愛用していました。もりもりのパッドはなんとなく握りにくそうな印象だったのと、路面からのフィードバックは感じていたい、なんて、要はカッコつけていたんですね。
でも、Aeron Speedを使ってからは何かが違う。なんとなく走り終わったあとの疲労感が軽くなっているような……ライドのたびにグローブを交換しながら試してみると、路面からの振動は確かに以前より柔らいでいます。それでライドがラクになるのだから、もう、フィードバックとか多少鈍くなっても良いです。今更ながらグローブパッドの偉大さを噛みしめる吉尾なのでした。
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