あまり注目されることはないけれど、無ければ無いで相当困る…自転車にはそういう縁の下の力持ち的パーツも多い。今回は備忘録的にその取付作業を残しておこうと思う。
■リアスプロケット
小物とは言えないパーツだけど、取付け自体は至って簡単な作業である。
ティアグラのスプロケット「CS4600」は、1~7速が一体式なので、塊をガコッとフリーの溝にはめる。はめ方には向きがあって、定位置でしかはまらない。ワタシはいつも「一番小さい溝」を目印にしているぞ。
そして、黒い「スペーサー」と8速ギアをハメたのが上の画像である。8速ギアは「14T」と刻印してあるヤツだ。ちなみにクイックレリーズは先に外しておいた方がよいぞ…σ(^_^;)
9速・10速とノセていったら、最後にロックリングを締めこうもう。クイックレリーズが通る穴にフリーホイールリムーバーを差して…
モンキーで締め込む(時計回り)。ゴリゴリいう感触がタマらないが、怯まずキッチリ締めこもう!外す時に使った「小ギア抜き」は使わない。
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またもや初挑戦!カセットスプロケット分解とフリーのグリスアップ
■アウター受け
コイツも一度外して、パーツクリーナーで洗浄してある。固着防止のため、ネジ山にはグリスを塗布ろう。中のスプリングはくれぐれも紛失しないように!
■ワイヤーガイド
BBの下側についているパーツなので見落としがちだが、砂などで結構汚れているので要チェックだ。
ネジ以外はパークリ使用不可。プラスチックパーツは水洗いが基本である。溶剤に侵されてモロくなってしまうことがあるからね!
ドロミテに使われているものは、ネジ穴が2つあるので使う方を間違えないように…取付ける向きも一瞬混乱するから、上の画像を参考にしてくれ給え。
念のため使用工具を書いておくと、No.2のプラスドライバーでOK。しかし、ネジの材質が異様に柔らかいので、勢い良くこじるとナメてしまう可能性大!
押し付け7割、回転3割くらいの力加減で「ジンワリ」とやるのが良いだろう。
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