「外したり、分解整備をしたり」には苦労したディレーラーであるが、取付け作業はとってもラクである。それよりも、「調整」で無限ループから出られなくなる方がコワいんだけど…ま、今回はスンナリいって良かったってことでσ(^_^;)
■ディレーラーハンガーの取付けはなぜか2.5mm
「外せるモノはすべて外す」がコンセプトのコラテック・ドロミテ分解整備。当然、ディレーラーハンガーも外してクリーニング済みである。
そして、同時に歪みもチェック済み。ここがオカシクなっていると、どんなにディレーラーを調整しても変速が決まらないという、とってもコワイ部品なのだ。
取付けは固着防止のグリスを付けてアーレンキーで締めるだけ。
アーレンキーのサイズは2.5mmである。ネジはそれなりにデカイのにこの細径。トルクをかけるなってことなのかしら?
■リアディレーラーの取付もネジ一本
リアディレーラーも5mmのアーレンキーをネジ込んで行くだけ…固着予防のグリスは忘れずに(^^)
もちろん「分解整備済み」である。(^_^)v
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■最大の難関はフロントディレーラーなのだ
リアは簡単だったけど、フロントディレーラーは手こずるね、やっぱり。なんの目印もない中で、ちょうど良い位置を決めなくてはならない…ハンドルの取付け同様、この手の作業はニガテなのだ。取説をちゃんと見ながら進めていくべし。
ドロミテのフロントディレーラーはバンド式(31.8mm)である。例によって、接触面にはグリス塗布。こちらもクリーニング+オイルアップ済みだぞ。
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まずは上下の位置決め。クランクのアウターリング(外側の大きい歯車)とFDの外側とのスキマは「1~3mm」とずいぶんとアバウトな指定である。ワタシはニッポン人であるから、ここは「真ん中取って」2mmとしてみた。
そして、左右のセッティングは「アウターリンクと平行に」である。
あとは「チェーン張り」を待つばかり…うーん、楽しみぃ!
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