・スペック比較
メーカー名 | SK11 | サンワサプライ | KTC | トピーク | トップ工業 | 東日 製作所 | |
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モデル名 | SDT3 -060 | 800-TK041 | GEK030 -C3A | D-Tprq Wrench DX | DRH060 -12BN | CPT20X 10D | |
設定トルク (N・m) | 3~60 | 1~30 | 2~30 | 4~80 | 3~60 | 4~20 | |
ピークホールド モード | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
逆ネジ対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
測定誤差 (正ネジ・逆ネジ) | ±3%・±4% | 不明 | ±4%〜±12% (正逆同じ) | ±3%・±4% | ±2%・±3% | ±3% (正逆同じ) | |
設定トルク アラート | 光・音 | 音のみ | 光・音 | 音のみ | 光・音 | 光・音 | |
ビット 同梱 | × | ○ | × | ○ | × | × |
SK11 ・SDT3-060
実売価格:1万円前後
今回選んだ中では一番リーズナブルなモデルですが、設定トルクの幅がロードバイクにドンピシャ!精度も悪くないですし、逆ネジにも対応しています。ただ、ボディが短めなので、高トルクのネジを締めるのはちょっとパワーが必要かも!
SK11 デジタルトルクレンチ 差込角 9.5mm 3~60N・m SDT3-060
サンワサプライ・800-TK041
実売価格:1万円前後
昨年発売のニューフェイス。ソケットは1/4インチと細めのタイプながら、14本のビットと延長アダプタが付属しています。アーレンキーだけでなく、最近増えてきた星型のトルクスボルトも3サイズがセットされているので、ビットを買い足す必要はないと思います。計測トルクは1〜30 N。トップキャップの締め込みも正確にできるかわりに、クランクやペダルまわりの大トルクには未対応です。
KTC・ GEK030-C3A
実売価格:2万円前後
信頼の京都機械工具株式会社 (KTC)製。トルクレンジとソケットの規格違いでいくつかラインナップされている中、ロードバイクのメンテナンスには、このモデルが良さそう。 2N・mから測れて、ポピュラーな9.5mm (3/8インチ)ソケット仕様です。「持つ喜び」も満たしてくれるクオリティの高さはKTCならでは。
トピーク・D-Tprq Wrench DX
実売価格:3万円前後
サイクリストの 「カユイところ」をいつもポリポリしてくれるトピークのフラッグシップモデル。個人的にはsk11 と最後まで迷いました!少々値が張るものの、トルクレンジにマッチした長めのボディとおしゃれなデザインが、機能と見た目の良さを両立。18種類のビット付きセットだから、工具類を初めて買う方にもおすすめです。
トップ工業・DRH060-12BN
実売価格:3万5千円前後
作業工具の総合メーカー「トップ工業」製のデジタルトルクレンチ。知名度が高いとは言えませんが、工具の評判は良いです。スペック上は誤差が一番低いモデル。
東日製作所・CPT20X10D
実売価格:6万円前後
トルク機器の専門メーカー(知らなかったケド^ ^)。トルクレンチはトーニチ製を選んでおけば間違いないそうですよ。お値段はびっくりですが、最小設定単位が0.02N・mだったり、測定トルクを50個もメモリーできたり……とにかく精度を極めたい方にはたまらない一台のハズ。
SK 11のデジタルトルクレンチを2年使ってみた感想
どのモデルもそれぞれ個性があって目移りしてしまいますが、2年たった今でも吉尾のイチオシはSK11のSDT3-060です。なんと言っても、ロードバイクに使われているほぼ全てのネジのトルク管理を、これ一本でカバーできるのでとてもラクチン(唯一の手締めは3N未満のトップキャップだけ)。そんな気配はないけれど壊れてしまっても、リピ買いしてしまいそうです。
SDT3-060のレビューはこちら!
>【デジタルトルクレンチの選び方】SK11のデジタルトルクレンチ「SDT3-060」をおすすめする3つの理由
吉尾エイチでした。m(_ _)m
コメント
トルクレンチ、欲しいことは欲しいけどつい後回しにしちゃってます(主に予算の都合ですが😅)
yoshimotoya120さん
カーボンバイクをセルフメンテで維持するために買いました……というのは建前で、自転車と同じくらい工具が好きなもので(^^)。ただ、締め込み強度を見える化してくれるので安心感があります。使い始めると手放せなくなりますよ。
工具、良いですよねー
ワタシも好きなんですが、先に超音波洗浄機をついポチッちゃって😅