携帯ポンプが大好きだけど、なかなか使う機会に恵まれない(?)吉尾です。IRCフォーミュラプロに替えてから500キロ、ノーパンク記録更新中です。愛用の携帯ポンプ「GIYO(ジーヨ) GP-61S 」の出番がないのは良いことなんだけど、いろいろ考えて買ったモデルだけにちょっぴりフクザツな気持ちでした。
でも、先日の「三浦半島オヤジポタ」の際にチャンス到来!相棒のカザーティがパンクしてくれたのです \(^o^)/お手伝いと称してジーヨを出動させようとしたら、彼のポンプはパナレーサーの「BMP-N21AGF2-S」。これ、以前から気になっていたんですよね~
というわけで、「パナレーサーBMP-N21AGF2-S」と「GIYO(ジーヨ) GP-61S 」とを、実際に使いくらべてみました。過去に携帯ポンプの記事を書いた時の仮説どおりだと良いのですが…(^^)
( ´・ω・)⊃関連記事です
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◆パナレーサーのメリットは高圧まできっちり入る!
この「BMP-N21AGF2-S」という携帯ポンプの最大のウリはトランスフォーム!一見ストレートタイプに見えるのですが、エアゲージをクルッと回すとフロアタイプに変形しちゃうんです。メカ好き男子としてはグッときちゃうポイント。
つまりは、地面に押し付けながらポンピングできるので、サイズは小さくてもそこそこの空気圧までイケます。体重をしっかりかけてハンドルを押し込めば7barまで入れられましたよ。頑張ればもう少しイケたかも……
クリンチャータイヤを使っていて、高圧までしっかり入る携帯ポンプをお探しの方にはぴったりだと思います。
↑丸型エアゲージは見やすい!
◆ジーヨの強みは軽さと携帯性
一方、ストレートタイプの「GIYO(ジーヨ) GP-61S 」で、パナレーサー並の高圧まで入れるのは至難のワザ。大胸筋がムキムキした方でないとね。平均以下のワタシの胸板では6.2barまでが限界でした。(チューブレスタイヤだからワタシ的にはノープロブレム!)
↑「GIYO(ジーヨ) GP-61S 」のエアゲージはpsi表示のみ
そのぶん、携帯性に優れているのがメリットで、パナレーサーと比べると軽くて小さい。フレームに取り付けていても、ペダリングの邪魔になることはありません。
パナレーサーが175g、ジーヨがホルダー込みで135g。本体だけで比べるとジーヨの方が60~70gは軽いはず。一見安っぽいルックスが、実は軽量化につながっていたりします。
小型とはいえ、ジーヨはレバーがとても伸びます。ストロークが長いから、一回のポンピングで入る空気の量はパナレーサーより多めに感じました。
↑想像以上に伸びるのでびっくりします。
クリンチャータイヤより低圧で済むチューブレスタイヤを履いているなら、携帯ポンプはジーヨで十分賄えるはずです。
◆質感と価格のバランスも悩ましい
あと、パナレーサーの「BMP-N21AGF2-S」を使ってみて感じたのが質感の良さ。プラスチッキーな「GIYO(ジーヨ) GP-61S 」は、どうしても見劣りがち。ただ、パナレーサーの半額以下というお値段を考えると、むしろかなり頑張っているともいえます。
このあたりは、好みと使い勝手によるのだけれど、どちらもきっちりシゴトをしてくれるのは確か。ワタシはもちろん「GIYO(ジーヨ) GP-61S 」推しですけどね(^^)
おまけ◆三浦半島ならポンプを忘れても大丈夫!
そーなんです。自転車半島宣言をしている三浦半島では、コンビニを中心とした多くのショップが「サイクルエイドステーション」として、サイクリング中のトラブル解決をお手伝い。
上のステッカーがあるショップでは、空気入れやパンク修理キットを借りられます。しかも無料!愛用のツールをうっかり忘れてしまったときでも心強い味方です。また、携帯ポンプで空気を入れるのはなかなか骨が折れる作業ですから、ある程度まで入れたら、あとの仕上げはエイドステーションで。なんていう使い方もスマートで良いですね。
↑フロアポンプなら高圧でもラクラク!相棒のU君も最後の仕上げにポンプをお借りしました。m(_ _)m
吉尾エイチでした。m(_ _)m
コメント
GIYOスンゲー伸びるんですね! びっくりしました。
やっぱりホース付きは使いやすそうですね。
yoshimotoya120さん
ジーヨの伸びは、ね〇~るくん並みです。初めて使った時はびっくりしました!ポンピングには「お助けホース」というのを合わせると、使い勝手がよくなります(^^)
あ、お助けホース! そうだったんですか。何かの記事で見てましたが、実際に使われてる様子は初めて見ました。
そう邪魔になるわけでもなさそうですし準備しとこうかなぁ。