【シマノ・ウインドブレークグローブカバー】キワモノっぽいけれど、見た目以上の“冬のお役立ちアイテム”

ロードバイクのウェア

1月20日は大寒。一年のうちでもっとも寒い季節です。ライドの寒さ対策で、意外と悩ましいのが指先と足先ではないでしょうか?上下のウエアはバリエーションも豊富だし、ペダルを回してさえいればある程度は暖かくなってきますよね。でも、手足の先端部はどれだけ激しく運動しても風を受けて冷えていってしまうもの。

特に指先がかじかんでしまうと、シフトチェンジはもちろん、ブレーキングもやりにくくなってしまうから、場合によっては生命に関わるアクシデントになりかねません。

昨年の冬から使っている 「シマノ・ウインドブレーク(WB)グローブカバー」。これがなかなか良い具合なので、2シーズン目のレビューをおおくりします!

言うなれば、うれし恥ずかしの“オーバックグローブ”

この「 WBグローブカバー」の最大の特徴は、手の平の部分がオープンになっているところ。夏用の指切りグローブに被せて使うという、ありそうでなかった発想がユニーク。


↑手の甲側は普通の手袋……


↑手の平側は “オーバック”!なんとなく「いや〜ん」と呟いちゃうのはワタシだけ?そーですか…_| ̄|○

冬に使う防寒グローブの中には、防風素材のアウターグローブと保温のためのインナーグローブを組み合わせているものも珍しくありませんが、夏用グローブのアウターとして考えられたアイテムはシマノだけなのではないかしら。

見かけ以上の防風力がステキ

一方、これだけオープンエアな作りだと、肝心な防寒の役割が果たせるのか不安に思うかもしれません。でも、ご心配なく!手の平って、走行中はほとんど風を受けることがないので意外と大丈夫(^^)v。

“ウインドブレーク”の名のとおり、甲側の素材は風を通さないシートと保温性の高いネオプレンのハイブリッド。ペラっとした見かけ以上に暖かいのです。対応温度は3〜10℃。それ以上の気温では、まさに “手に汗握る”展開になっちゃうほどの防寒力があります。

手の平は“いつものフィーリング”。レバー操作にも違和感少ない

中綿がなく、防寒グローブにしてはスッキリしている上に、指の腹側には、スエード調の起毛素材が使われていて滑りにくい。そして、手の平側は愛用のグローブの使い心地そのままですから、ボテッとした冬グローブに較べると、シフトチェンジやブレーキングもずいぶんとやりやすい。

ルックスは、マユツバのアイデア商品的で今ひとつ頼りないイメージですが、最低気温が高めの三浦半島を走りまわるにはちょうど良い冬グローブです。

>>【三浦半島ポタリング】冬こそ三浦半島をオススメする3つの理由

スマホ対応の指先もストレスフリー!

あと、とっても重宝しているのが、親指と人差し指の指先。スマホをいじるために、いちいちグローブを脱がなくてはならない煩わしさはありません。さすがシマノ、細かいところにもクオリティの高さを感じさせますね。


↑優秀なスマホ指先

サイズ感は少し小さめ

ワタシの夏用のグローブはSサイズですが、グローブカバーはMサイズをチョイス。実は「秋用の長指グローブにも重ねられるかも」と大き目サイズを選んだつもりだったのですが……


↑立体裁断だからフィット感もグッド

思ったよりタイトな作りで、さすがに長指グローブに合わせるのはムリでしたσ(^_^;)。でもブカブカ加減にストレスを感じるよりは、ぴったりフィットの気持ち良さを味わえたので、結果オーライ。サイズを選ぶ時は、ワンサイズ上のものが良いかもしれません。

まとめ

零下の気温には厳しいけれど、結構頑張る防風性。そして、スッキリタイトなつけ心地と、ストレスの少ない操作感。冬グローブの正解のひとつだと思っているのですが、いかがでしょうか?

吉尾エイチでした。m(_ _)m

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