【リンケージサイクリングのヒルクライム入門体験レポ】オリンピアンのコーチングは気付きが満載!

ロードバイク初心者メモ

 

自分の「出来てる」感覚がズレすぎていることに気づいた基礎練習

座学でテンションがあがったところで、いよいよ実走です。フラットなR134を25km/hキープで西へ。基礎練習を行う相模川の河川敷を目指します。


↑出走前は田代さん自ら参加者のバイクをチェックしてくれます。セルフメンテの吉尾はちょっとドキドキ

基礎練習では、座学で習った「軸」を掴みながらバイクを進ませる3種類のドリルにチャレンジ。何度か似たような練習を独学でやったことがあったので、田代さんによる「お手本」を見ている間は割とイケちゃうんじゃないかと思ってました、ハイ。でも、いざやってみると驚愕の事実が判明。そもそも自分が「軸に乗れている」と思っていた腰の位置は、とんでもないカン違いだったのです!


↑田代さんがやると誰でもできそうに見えるけど、実はこれ、かなり体幹にきます

田代さんに指摘されて初めて自覚できたのですが、アドバイスどおりに身体を動かせた一瞬は、なるほど、バイクがすっと進みます(独りでやっていたときはまったく実感なし)。やっぱり、正解を持っているプロのコーチングはブレイクスルーまで一足飛びですね。
 

登坂練習のマンツーぶりにも感涙

基礎練習が終わると、海沿いから丘へ移動して登坂の実践練習です。座学とドリルで学んだことを、ゆるい上り坂を往復しながら試していきます。ここではなんと!沿道で待機する田代さんから一本一本アドバイスが飛びます。

自分が走っているところを立っている他人に見てもらう、なんてことはもちろん初めて。ましてやそれがオリンピアンですよ……最初の一本は緊張しましたが、なんだか「選手」になったような気分も味わえて、ジワっときますよ。


↑「バイクの軸」に乗れたところが立ちこぎの腰の位置

そしてプログラムのフィニッシュは、その名のとおり「ヒルクライム 」。距離は短いけれど斜度10%超の激坂を交えたコースを全員で登ります。


↑当日のコースは約60km
 

プロの後ろはヒルクライム以外も勉強になります

リンケージサイクリングさんの「ヒルクライム入門」に初めて参加してみた感想は3つ。ひとつめは、田代さんのフレンドリーさ。元オリンピック選手ということで、内心、体育会系のアウトプットも覚悟していましたが、我々に対しては絶えず笑顔で、かつ、わかりやすいアドバイス。初めから終わりまで安心して楽しめました。

2つめは、ポイント間の移動もめちゃくちゃ勉強になるということ。考えてみれば、田代さんは公認のサイクリングガイドでもあるわけで、いわば公道走行のエキスパート。ハンドサインのタイミングやモヤモヤしがちな左折専用レーンのこなし方など、後ろについて走るだけでたくさんの気付きがあります。師匠もなく、ソロライドばかりの吉尾にとっては貴重な経験でした。

3つ目はごく個人的なことですが、「スキル以前にフィジカル」を再認識したこと。坂が遅いのは、コツがわからないからかも!と参加したプログラムでしたが、吉尾の課題の本質は「やっぱり」そこではありませんでした。せっかくスキルを高めるノウハウを教えてもらっても、それを正しく再現できる筋力やそれを持続させる心肺がなければ活かしようがありませんからね。まずは地道にフィジカルのベースアップを頑張りたいと思います!(来年の目標的に)

>>LINKAGE CYCLING
 
吉尾エイチでした。m(_ _)m
 

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